JR東日本盛岡支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは20日、北上線全線開通100周年を記念し、「復刻カラーの『快速きたかみ』撮影専用特別列車で行く第二和賀川橋梁撮影の旅!」ツアーを10月5日に実施すると発表した。

  • キハ100系イメージ。ツアーでは黒いラッピングを施した1両で運行予定

北上線は1920年10月10日に西横黒軽便線・東横黒軽便線として部分開通。1924年11月15日に横黒線として全線開通した。10月5日のツアーは、北上線全線開通100周年記念として、キハ100系にデビュー当時の黒いラッピングを施した専用列車を撮影のために用意。北上線の撮影スポットとして有名な第二和賀川橋梁付近で実際に線路へ降り、西和賀町の大自然を背景に車両撮影が行える。

線路内に立ち入ることのできる撮影会は北上線において初とのこと。ツアー参加者だけが見られる特別な景色を用意する。撮影会はグループごとに行い、1グループ約25分間を予定。ほっとゆだ駅にて80分間のフリータイムを設定し、駅構内の温泉など楽しめる。車内で弁当や菓子を用意し、JR社員のデザインによるオリジナル手ぬぐいが付属する。

  • 第二和賀川橋梁

ツアー実施日は10月5日。北上駅で黒いラッピングのキハ100系「快速きたかみ」(1両)に乗車し、11時0分に出発。11時50分頃に第二和賀川橋梁付近へ到着し、撮影会を行った後、撮影現場を13時50分に出発する。ほっとゆだ駅到着は14時0分。フリータイムの後、15時20分にほっとゆだ駅を出発し、15時55分に北上駅へ帰着する。

北上駅発着の旅行代金は3万円、東京駅発着の旅行代金は5万5,000円。インターネット限定商品として販売され、募集人数は30名。JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトで、8月21日14時から9月21日23時59分まで参加申込みを受け付ける。