山崎怜奈「“自己肯定感を上げるものの1つが美容”にすごく納得しました」スキンケア研究家・三上大進のエッセイ本を絶賛!
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月8日(木)の放送は、スキンケア研究家で元NHKパラリンピック放送リポーターの三上大進(みかみ・だいしん)さんをゲストに迎え、初のエッセイ本「ひだりポケットの三日月」(講談社)や美容の重要性について伺いました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、三上大進さん

◆化粧品会社の社員からリポーターへ

スキンケア研究家として活躍する三上さんが、美容に興味を持ち始めたのは中学生の頃だそうですが、「母のドレッサーにあった高いデパコスのスキンケア商品をジャバジャバ使って(母に)よく呼び出されていました(笑)。当時はそれがどれだけ高いのかわからないから無尽蔵に使っていて……お母さんごめん!」と謝罪。

大学卒業後は憧れていた化粧品会社に就職しましたが、その後、NHKパラリンピック放送リポーターに就任。その経緯を伺うと、「私は生まれたときから左手に障がいがあって、指が2本しかないんです。それで、同じように障がいを持つパラアスリートの魅力や選手たちがいかにスポーツと向き合っているのか、その姿勢を自分の言葉で伝える仕事に興味がありました」と話します。

パラスポーツは、リポーターの仕事に就いた後に初めて鑑賞したそうですが、選手の迫力や自身の特性を理解しながら競技に打ち込む姿に、すぐに夢中になっていったと言います。

また、当初は“選手の魅力を沢山伝えていきたい"と思っていたそうで、「当時の取材メモを見ると『この選手はアイドル歌手が好き』『この選手はいい匂いの香水を使っている』とか、競技と関係ない情報が沢山残っていて(笑)。ただそれも、スポーツ以外の情報が入ると、見てくださる方が(その競技を)身近に感じていただけることもあったので、競技と離れた部分の魅力や皆さんが共感できる部分がないか、一生懸命探そうと思っていました」と熱弁していました。

◆美容は向き合い続けることで自分が受け入れられる

そんな三上さんは、7月22日(月)に初のエッセイ本「ひだりポケットの三日月」(講談社)を発売。すでに拝読したれなちは、「“自己肯定感を上げるものの1つが美容”ということにすごく納得しました。私も美容をやっていくにつれて自信が持てるようになったというか、明るく笑えるようになりました」と共感します。

これに三上さんも「(美容と)向き合い続けることで、それまでの自分ではない自分が出会える。だからこそ美容のことを信じられるし、昨日よりも自分のことをほんの少しだけ受け入れられるようになるのかなと思います」と美容の重要性について言及。

さらにれなちは、本書のなかでもう1つ印象に残っていることとして“自分のことも今すぐ好きになれなくても大丈夫です。自分がイヤで仕方ない夜は誰にだってある”との言葉を紹介します。

「“自分のことを好きになる”ってもちろん大事だけど、そんなにすぐに切り替えられないじゃないですか。すごくうれしい言葉でした」と思いを伝えると、「私だって息がくさい日もあります(笑)。でも、そういう不完全な自分を好きだと思えるようになったのは、パラリンピックの取材だったり、応援してくれる方がいてくれたり、周りの皆さんのおかげで等身大の自分を許せるようになってきたのかなと思います」と三上さんは話していました。

<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/