硯カンナ役の松たか子と、硯駈役の松村北斗(SixTONES)。

松たか子と松村北斗(SixTONES)が初共演する映画「1ST KISS ファーストキス」が2025年2月7日に公開されることが決定した。

「1ST KISS ファーストキス」は、ドラマ「カルテット」や映画「花束みたいな恋をした」などを手がけた脚本家・坂元裕二と、ドラマ「アンナチュラル」や映画「ラストマイル」などを手がけた塚原あゆ子監督が初タッグを組んだオリジナルラブストーリー。事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公・硯(すずり)カンナを松が演じ、松村はカンナの夫・硯駈(すずりかける)を演じる。

結婚15年目、事故で夫を亡くしたカンナは第二の人生を歩もうとしていた矢先にタイムトラベルする術を手に入れる。過去に戻り、駈に再会したカンナは彼への思いを再確認し、2人はもう一度恋に落ちる。

今回の発表に際し、松は「松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに『えいっ!』と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています」とコメントした。そして、坂元裕二作品および塚原組への参加は今作が初となる松村は「坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです」と思いを語り、松との初共演について「坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで、毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました」とコメントしている。

なおYouTubeでは今作のティザー映像が公開された。

松たか子 コメント

坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気付くことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました。
松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに「えいっ!」と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています。
そして、あんな人やこんな人も……。魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです。是非、公開を楽しみにお待ちください。

松村北斗(SixTONES)コメント

坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。
そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。
あまりに素敵すぎる作品に怖気付きながらも、
坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで
毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。
いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。
公開を楽しみにしていてください。

坂元裕二 コメント

一生の思い出になる映画を作りましょうと話し合って、はじまった作品です。
お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦。その妻が時を越えて、若い頃の夫に恋をする物語です。それって浮気? それとも夫婦愛? 夫婦のお話なのにタイトルがファーストキスってどういうこと? そんな矛盾した感情にどきどきしながら観ていただけたらなと思って脚本を書きました。
最高のキャストとお仕事出来る喜びと、塚原監督の無尽蔵のエネルギーとアイデアに出会って、自分自身完成した映画を観る日が楽しみで仕方ありません。
今恋の真っ最中って人、恋は憧れって人、そんなこともあったねと遠い目になるって人にも、笑顔いっぱいで楽しんでいただける映画になると思います。どうか期待のハードルを最大まで上げてお待ちください!

塚原あゆ子 コメント

出会って、恋愛し、結婚して、家族になって。
重ねていく時間には何が存在するのでしょう。
いつか1人になった時、空いたソファーの半分に何が出来るのでしょうか。
全ての人に深く刺さる、壮大で素晴らしい台本です。
坂元裕二さんの優しい世界に生き生きと存在する松たか子さんと松村北斗さんを、どうぞ、お楽しみに。

(c)2025「1ST KISS」製作委員会