サヨナラ打を放ったテオスカー・ヘルナンデス

○ ドジャース 6x-5 パイレーツ ●

<現地時間8月11日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースが今季5度目のサヨナラ勝利を収め、パイレーツとの本拠地3連戦をスイープ。テオスカー・ヘルナンデス外野手(31)が決勝打含む3打点の活躍を収めた。

 ドジャースは初回、二死からフレディ・フリーマンとウィル・スミスの連続二塁打、アメド・ロサリオの適時打で2点を先制。続く2回裏にはテオスカー・ヘルナンデスが2点適時二塁打を放ち、序盤で4点のリードを奪った。

 援護を受けた先発タイラー・グラスノーは7回2失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板。しかし8回表、2番手アンソニー・バンダが1番マカチェンにこの試合2発目となる16号同点2ランを被弾。救援失敗を喫し、試合は延長タイブレークへ突入した。

 ドジャースは1点勝ち越しを許して延長10回裏を迎えたが、先頭打者キケ・ヘルナンデスの適時二塁打ですぐさま同点に。さらに一死一、二塁という好機では大谷翔平が三邪飛に倒れるも、続くテオスカー・ヘルナンデスが右前適時打を放ってサヨナラ勝利。ナショナル・リーグ西地区2位パドレス、ダイヤモンドバックスとの差を3.5ゲームに広げた。

 今季球宴のホームランダービーを制したテオスカー・ヘルナンデスは8月に入ってから全9試合で安打を記録し、37打数16安打で月間打率.432をマーク。4本塁打、10打点、OPS1.394と打線を牽引している。