元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が6日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。50代女性の夫に対するお悩みに答えた。

ドアを閉めず電気も消さない夫

藤本美貴

子供が独り立ちしたという相談者は、「仲良し夫婦になるべく頑張っているが、小さなことでイライラしてうまくいかない」と話し、ドアを閉めない、電気を消さない、ゴミを捨てないといった夫の行動に、「もう直らないだろうとあきらめている」と吐露。一方で、フライパンの使い方だけは諦められないと言い、「魚を釣って帰ってくると、自分でさばいて料理をしてくれる。しかし、何を作るにも火力が強く、私の大切なフライパンや鍋をすぐダメにしてしまう。噴きこぼれても、強火でガンガン煮込むので、コンロ周りの焦げも取れない」とこぼした。

夫用に安いフライパンを買っても、勝手にフライパンを使われてしまうという相談者。藤本は、「あと何回かでダメになるなと思ったら、AmazonのURLを送り付ける。“ダメにしてるのはあなただから、買ってくださいよ”って」と提案。続けて、「何かやってダメにした後処理を自分でしないから、直そうと思わない」と指摘し、「子供と一緒よ。噴きこぼれたら、拭かなきゃいけないんだ、面倒くさいな、だから火力をちょっと考えなきゃいけないんだって。経験してわかっていくから。その面倒くささを、面倒くさいまま体験させるのが一番だと思う」とアドバイスした。

藤本は、自身の子供たちにも“面倒くさい体験”をさせているそうで、「食べ物とかこぼれたら、拭くの嫌じゃん? だから、絶対拭かせるもん。“面倒くさいじゃん? じゃあどうする?”ってなったら、“こぼれないようにして持っていくしかなくない?”みたいな」と説明。さらに、ただ拭かせるだけでなく、本当にきれいになるまで拭かせると言い、「“ベタベタしてるから、もう一回拭いて”って。“きれいにするのに、これだけの労力がかかるんだよ。嫌じゃない? 嫌だったら、そうならないようにすればいいじゃん”って、私は結構やります」と打ち明け、「痛い目見ないと成長できない。反省を生かす」ことが大事だと伝えた。

一方で、「ある程度はあきらめたほうがいい」とも。「うちも電気を消す消さないで、私は“電気警察”をしてた」と振り返りながら、「でも、旦那さんに、“消すか消さないかでケンカするってすごいもったいなくない?”って言われて。“俺も消してるし、いちいち言わないじゃん。消し忘れたんだな~って消せばよくない?”って」と、夫・庄司智春から言われた言葉を回顧。その言葉に納得したという藤本は、「気づいたほうが消せば、ケンカにもならないし、電気代もかからないし。私も消し忘れてるときあるから、お互いさまだなと思って」と話しつつ、「消してないじゃん! って言いながら消せばいい。文句を言いながら消せばいいし、ケンカする必要もない」と語っていた。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。