中古車リースなら審査なしの会社がある？

年収が少ないなどの理由でカーリースの審査に不安がある方にとって、「審査なしで利用できるか否か」がカーリース会社選びの決め手になるかもしれません。車両価格が安い中古車のリースであれば審査なしでも利用できるのでしょうか。

審査なしの中古車リース会社はどれくらいあるのか、また中古車リースの審査基準や審査の対策について解説します。

審査なしで利用できる中古車リースはほとんどない

審査の対策としては、ローンを減らす、信用情報を確認する、安い中古車を選ぶなどの方法がある

審査対象となる金額を抑えることで、審査のハードルを下げやすいカーリースがある

審査なしの中古車リースはある？

審査なしで利用できる中古車リースは、現状ほとんど「ない」といえます。

たしかに、「審査なし」をうたう中古車リースも存在します。ただし、審査なしで利用できるとされるカーリースのほとんどは、「リース」ではなくレンタカーであったり、クレジットカードを使用した分割払いであったりするケースがほとんどです。

中古車リースで審査のハードルが低い会社とは

中古車リースの中には、販売店独自の基準で審査する「自社リース」を扱っているケースがあります。

自社リースの審査は信販会社を通さないため信用情報を照会しないことも多く、債務整理など金融事故の経験がある「ブラック」の方でも利用できる場合があるなど、審査のハードルが低い傾向があるといわれています。

ただし、自社リースの場合は保証金、申込金などの名目で初期費用がかかることがあるので、注意が必要です。

自社審査のカーリース「自社リース」の特徴や仕組みとは？

自社審査のカーリース「自社リース」とは？特徴としくみを解説

中古車リースで審査のない会社がほとんどない理由

中古車リースでも一般的に審査があるのは、申込者の支払い能力を審査し、貸し倒れのリスクを回避するという審査をする必要があるのです。

中古車は新車より価格が抑えやすいとはいえ、車種によっては数十万円以上する高額な商品です。また、カーリースは長期契約になります。そのため、安定して支払いを継続できる経済力があるかどうかや、これまでに金融事故を起こしていないかどうかなどを確認せずに車を貸し出すのは、リース会社にとってリスクが高いといえるでしょう。

中古車リースの審査を受ける前にできること

中古車リース申し込み時に、できるだけ審査に落ちないようにするための対策をご紹介します。審査を受ける前に不安要素をできるだけなくし、少しでも審査に通過する可能性を上げましょう。

ほかの借入額を減らす

中古車リースの審査では、その申込みの希望額だけではなく、ほかの借入れも合わせて審査されます。年収に対する年間返済額の割合である返済比率が、ほかの借入れも合わせて30～35％程度を超えると、審査通過は難しくなるといわれています。

そのため、ほかのローンなどの借入れはできるだけ返済して、総借入額を減らしてから申し込むようにしましょう。

信用情報を確認する

過去に、ローンやクレジットカードの支払い遅延、自己破産、任意整理などがあったといった、事故情報が信用情報に記載されていると、中古車リースの審査通過は極めて難しいといえます。

事故情報は一定期間が経過すると消えるので、心当たりがある場合は自分の信用情報を確認し、事故情報が消えるのを待つのもひとつの方法です。

月額利用料が安い中古車を選ぶ

審査対象となる金額が小さければ、その分審査に通りやすくなります。年収に対して月額料金が高すぎる車だと審査に通らない可能性があるので、審査に不安があればできるだけ月額利用料の安い中古車を選ぶといいでしょう。

利用料金が安いカーリース会社を選ぶ

中古車リースの利用料金の設定は、リース会社によってそれぞれ異なります。元々の料金設定が安いリース会社であれば審査対象になる金額を抑えられるので、審査に通りやすくなることが期待できます。

中古車リースの審査で見られる項目

中古車リースの審査項目や審査基準の詳細は、公表されていません。ですが、一般的には、中古車リースや新車リース、ローンの申し込み時には、以下のような点がチェックされるといわれています。

年収

車のリースにおいて、どの程度年収があるのかは必ずチェックされます。新車リースにおいては審査通過の年収の目安は200万円以上といわれていますが、中古車の場合は新車よりも車両価格が抑えられるため、200万円以下でも審査に通るチャンスはあるといえるでしょう。

雇用形態・勤続年数

中古車リースは一般的に長期間の支払いになるため、年収の額だけでなく、継続して安定した収入を見込めるかという点も重視されます。そのため正社員や公務員は審査に有利になる一方、パートや派遣など非正規雇用と呼ばれている働き方は不利になりがちです。
また、勤続年数が長いほど安定しているとみなされ、勤続1年未満の場合は審査に通りにくいといわれています。

信用情報

信用情報も、必ず確認される項目のひとつです。ローンの返済遅れや債務整理した過去がある方は、リース料金の支払いも滞る可能性が高いと判断され、審査に落ちる原因のひとつとなります。

現在の借入状況や資産の有無

預貯金や不動産、株式といった資産も、中古車ローンの審査に影響します。資産があると、審査に有利になる可能性があります。また、現在の借入額もチェックされ、借入額があまりに多かったり、複数の借入れがあったりする方は審査で不利になりがちです。

中古車リースの審査が不安な方におすすめのカーリース

中古車リースは、新車リースよりも車両価格を抑えられることや、原則として在庫があるので納車が早いといったメリットがあります。「できるだけ早く車が欲しい」、「あまり予算はかけられないけれどもとにかく車が欲しい」という方には、中古車リースがおすすめです。

「おトクにマイカー定額カルモくん」の中古車リースは、サイト掲載車両の全車種に車検2年、故障保証が1年*¹付いています。「中古車はメンテンス費用がかかるのでは？」と不安な方も、安心してご利用いただけるのではないでしょうか。また、走行距離無制限で利用できることに加え、メンテナンスプランを設定すると契約満了時にはそれまで乗っていた車をもらうこともできます。

さらに、定額カルモくんは業界最安水準*²のリーズナブルな月額料金を実現しています。審査対象となる金額を抑えられるため、審査のハードルを下げやすくなります。中古車リースだけでなく、新車リースも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

*¹ 一部、保証がつかない車両もございます
*² 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

中古車リースの審査を乗り越えた方たちの声（口コミ）

審査対策をしてから、中古車リースの審査を受けるようにしよう

一般的に、中古車は新車よりも導入コストを抑えて車に乗れることに加え、納車が早いというメリットがあります。中古車リースなら、手元に資金がなくても車を入手できたり、サブスク感覚の定額制で利用できたりするため、おすすめです。

審査なしで利用できる中古車リースはほとんどないのが現状ですが、カーリースにおける審査の項目や審査基準を知り対策することで、審査通過の可能性を高められます。審査対策として、ほかの借入額を減らす、信用情報を確認するといった手段があります。できる対策をしてから審査に臨むようにしましょう。

よくある質問

Q1：審査なしの中古車リースはある？

A：完全に審査なしで利用できるカーリースは、ほぼないといえるでしょう。「審査なし」と見せかけているサービスもありますが、実際は「リース」ではなくレンタカーであったり、クレジットカードの分割払いであったりするケースがほとんどです。

Q2：中古車リースで審査のハードルが低い会社は？

A：「自社リース」の取り扱いがあるリース会社は、審査のハードルが低い傾向があります。自社リースでは、信販会社を通さず、販売店の独自基準で審査を行うことがあるのがその理由です。信販会社を通さない場合は信用情報が紹介されないこともあり、ブラックの方でも審査に通るケースもあります。ただし、自社リースを利用する際は、保証金や手数料が上乗せされ、総額が高くなってしまうことも少なくありません。