日本テレビのドラマ『ごくせん』全シリーズが、31日からHuluで配信スタートする。

  • 『ごくせん』

2002年位第1シリーズ、2005年に第2シリーズ、2008年に第3シリーズが放送され、ジャージにメガネにおさげ髪の仲間由紀恵が演じる熱血教師・ヤンクミが主人公の同ドラマ。最高視聴率32.5%(世帯、ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した大ヒット作品だ。

第2シリーズはすでに配信されているが、第3シリーズは初配信。全シリーズがまとめて配信されるのは初めてとなる。

各シリーズの概要は、以下の通り。

■第1シリーズ

不良だらけの悪名高き男子校に新米女教師がやって来た。山口久美子(通称ヤンクミ)。不良グループのリーダーは、教師を殴って前の学校を退学になった沢田慎(松本潤)。この沢田の取り巻きに、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)、熊井(脇知弘)。しかし、久美子は、荒くれ者の生徒たちの脅しにピクリともしない。 なぜなら、彼女の実家は泣く子も黙る任侠・大江戸一家だったのだ。ようやく夢にまで見た教師になった久美子は、家業をひた隠しにするが、心の中には任侠に裏付けられた熱い正義感があり、筋の通らないことは許せない。しかも、幼い頃からたたき込まれたケンカはめっぽう強く、次々と起こる事件を豪快に正していく。

■第2シリーズ

勤めていた「白金学院高等学校」が閉校になってから、職を失っていた熱血教師、ヤンクミ。ひょんなことから、優秀な生徒が集まっていることで有名な男子高校「黒銀学院高等学校」に赴任が決まる。また教壇に立つことができると、喜び勇んで出勤した久美子。だが担任となった3年D組は、小田切竜(亀梨和也)と矢吹隼人(赤西仁)をはじめとして、土屋光(速水もこみち)、武田啓太(小池徹平)、日向浩介(小出恵介)ら、学校中からうとまれる問題児ばかりが集められたクラスだった。生徒たちは教師を信用せず、あてにもしていない。もちろん久美子の言うことなど聞くはずもなかった…。しかも黒銀学院には、以前対立関係にあった猿渡五郎(生瀬勝久)が教頭として勤務しているのだった…。

■第3シリーズ

私立赤銅学院高校では、手のつけられないワルばかりを集めた3年D組に手を焼いていた。教頭を務める猿渡五郎(生瀬勝久)は、理事長の赤城遼子(江波杏子)から3Dをうまくまとめるよう命ぜられるが、まったく歯が立たない。そこで自分の立場が危ういと感じた猿渡は「不良たちを黙らすことのできる教師を連れてくる」と宣言し、南の島へ向かった。かつて同じ高校で教師をしていた熱血教師、ヤンクミを捜すために――。久美子は南の島から帰り、赤銅学院高校の教師として働くことになった。担任となった3年D組は、緒方大和(高木雄也)、本城健吾(石黒英雄)、神谷俊輔(三浦翔平)と、風間廉(三浦春馬)、市村力哉(中間淳太)、倉木悟(桐山照史)の2つのグループが敵対していた。