公開初日を迎えた映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』の舞台挨拶が2024年7月26日に東京・丸の内TOEIで行なわれ、両作品の主要キャストが結集。盛りだくさんな内容となった映画の見どころを語り、つめかけたファンに優しい笑顔を向けた。

  • 上段左から熊木陸斗、富園力也、安倍乙、ハシヤスメ・アツコ、相馬理、宮澤佑、下段段左から藤林泰也、松本麗世、DAIGO、本島純政、井内悠陽、葉山侑樹、鈴木美羽、齋藤璃佑

『仮面ライダーガッチャード』『爆上戦隊ブンブンジャー』メンバー集結

まずは『爆上戦隊ブンブンジャー』チームの挨拶から。ブンレッド/範道大也役の井内悠陽は、映画を観終わった観客の拍手と歓声に包まれて「ほんとうに嬉しいです。そして(全国の人々が観てくれて)一周回って、怖い(笑)」と素直な感想を述べた後、MC(宮島咲良)から「もうひとつの感情は?」と問われると、隣のブンブルー/鳴田射士郎役・葉山侑樹にうながされつつ「爆上げです!」と答えてさわやかな笑顔を見せた。

国際宇宙対策機構「ISA」の立場からブンブンジャーと接している細武調を演じるハシヤスメ・アツコは、映画の中で憧れのブンドリオ・ブンデラスと親密さを深めるシーンがお気に入りだと語った。ブンドリオに寄りかかったときのことを回想したハシヤスメは「すごくムキムキでカッコよかったです。胸筋がバキバキでした」と宮島にこっそり耳打ちし、自身でも満足のいくシーンを作ることができたと喜びをあらわにした。

スペシャルゲストとして、人気ユーチューバーHIKAKINが出演しているのも本作の話題のひとつ。ブンブラック/阿久瀬錠役の齋藤璃佑をはじめ、メンバーはみなYouTubeでHIKAKINの番組に親しんでおり、今回の共演では「本物(のHIKAKIN)だ!」と、全員テンション爆上げだったという。特にHIKAKINが大好きで、彼に影響されてビートボックスを始めたという斎藤は「HIKAKINさんを僕が追い出すシーンのとき“触ってもいいんですか”と震えながら芝居をした」と、HIKAKINとの共演を心から喜んでいたことを明かした。

惑星トリクルの王女ニコーラを演じる伊礼姫奈との共演について、ブンピンク/志布戸未来役の鈴木美羽は「ほんとうに可愛くて、こんな妹がほしい! と思うほどでした。ニコーラに会えるから撮影頑張ろう! って思っていました(笑)。いつもは男性メンバーに囲まれているので、ロケで長い時間、女の子と一緒にいるとこんなに癒されるのか……と思っていました」と、伊礼との楽しい撮影の日々を回想した。

DAIGO、北川景子とのエピソードを披露

続いて『仮面ライダーガッチャード』チームの挨拶。仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎役の本島純政は、満員の客席を見渡して「この光景を見るために頑張ってきたと言っても過言ではないです」と何度も繰り返し、心の底から喜びを示していた。

仮面ライダーガッチャード デイブレイク/20年後の宝太郎を演じるDAIGOは「正直、最初に思ったのは“KRN”。……K=仮面、R=ライダーに、N=なれたー!!」と、得意のDAI語で仮面ライダー役に挑んだ感想を表現した。映画での役どころについて、妻で俳優の北川景子から聞かれたというDAIGOは「貴方が20年後の宝太郎を演じるのなら、20年後のヒロインは私じゃなくていいの、と言われました(笑)」と、とっておきエピソードを明かした。本作のメガホンを取った田崎竜太監督(崎はたつさきが正式)は、かつて北川がセーラーマーズ役でレギュラー出演していた特撮ドラマ『美少女戦士セーラームーン』(2003年)のメイン監督でもあり、家庭でも仮面ライダー出演の話題で盛り上がったと話し、ニコリとほほえんだ。若き日の自分を演じる本島については「マジしっかりしてる。40年くらい前の俺みたい(笑)」とジョークを飛ばしつつ「今の、笑えないジョークだったね」と、仮面ライダーヴァルバラド/黒鋼スパナの口癖を引用して、スパナ役の藤林泰也を喜ばせた。

映画では、集団で襲いかかる「ドレットルーパー軍式」に挑むべく、鶴原錆丸は「ユーフォーエックス」、銀杏蓮華は「ズキュンパイア」と、ケミーの力を自身に取り込んで戦っている。ユーフォーエックスの鎧をまとった錆丸について、演じる富園力也は「可愛い外見で、お気に入りのスタイルになりました」と、ユーモラスな外見に似合わずなかなかの実力を備えるユーフォーエックスの良さを語った。

そして安倍乙は「ふだんは錬金術で戦っているので、ケミーに憑依されて戦うのは楽しかったです。自分がズキュンパイアになったとき、動きがぎこちなくて何度もテイクを重ねたり、画角とかにもこだわりました。ウインクするのが下手なので……」とウインクで苦労したことを語ると、すかさずDAIGOから「ここでやってみてよ」とリクエストをもらった。安倍が少々照れながらも「ズッキュン!」とかけ声付きで見事にズキュンパイアのウインクを決めると、次に本島、そしてDAIGO、最後に仮面ライダーマジェード/九堂りんね役・松本麗世もすばらしいウインクとポーズでファンのハートを狙いうちし、大きな拍手に包まれた。

印象に残っているシーンは? という問いについて、本島と松本は島根県でロケ撮影を行ったあるシリアスなシーンを挙げた。本島は「島根の撮影は二泊三日のスケジュールだったんですけど、宝太郎とりんねのシーンは三日目の最後、気持ちを込めて演技をしていたら、飛行機に乗らなければいけない時間ギリギリになって、それでも粘りながら撮っていました」と、2人が強い思いを込めながら懸命に取り組んでいたことを明かし、目を輝かせた。松本も「お互い、役に入り込んで撮影していましたね。あのときの気持ちを思い出すと……」と撮影の日々を回想して涙ぐみそうになり、安倍や本島からねぎらわれる場面も見られた。

最後に、本島とDAIGOによる「2人の宝太郎」の同時変身が披露された。本島は「行くぞ、宝太郎!」とDAIGOに呼びかけ、2人は仮面ライダーガッチャードとガッチャード デイブレイクの変身ポーズを見事に決めてみせた。変身の感想を尋ねられたDAIGOは「純政くんは1年間やっているから、キレがいい!」と本島を絶賛。本島もまた「DAIGOさんと一緒に変身ポーズができて、嬉しかったです!」と喜んでいた。

フォトセッションでは、メインタイトルが書かれた看板に、松本の持つガッチャード看板、鈴木の持つブンブンジャー看板が「ガッチャンコ」するギミックが用いられ、見事合体した看板を持ちながら『ガッチャード』『ブンブンジャー』キャスト陣が得意のポーズを決めた。