女優の飯沼愛が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜21:00~※第2話拡大スペシャル)がきょう23日に放送される。

『南くん』名物マグカップ風呂=テレビ朝日提供

■“男女逆転”で描かれる『南くんが恋人!?』

1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』。テレビ朝日では、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也と二度にわたって連続ドラマ化してきたが、今回は、1994年版でも脚本を担当した岡田惠和氏の脚本で、「男女逆転バージョン」として映像化することに。これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは女の子=ちよみ(飯沼)だったが、今作では南くん(FANTASTICS八木勇征)が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。先週放送された第1話では、放送終了直前に「#南くんが恋人」がトレンド1位に。TVerランキングでも1位を獲得した。

■南くんとちよみの奇妙な同居生活がスタート

第1話終盤で15cmの手のひらサイズになってちよみの前に現れた南くん。突然のことに驚くちよみだったが、なんとか状況を飲み込み、奇妙な同居生活が始まっていく。ちよみもまだ高校生の身とあり、家族に内緒で彼氏を匿うにはいろいろな障害が。ドロドロに汚れてしまっていた南くんをお風呂に入れるため、マグカップに適温のお湯を入れて部屋に持っていったり、食べ物をこっそり運んでいったりと怪しげな行動を繰り返すちよみに、母の楓(木村佳乃)や祖母の百合子(加賀まりこ)も違和感を抱き始める。ちよみが南くんを部屋に残し、学校へと行っている間、ついに意を決した楓は、ちよみの部屋の乗り込み、そのまま部屋で掃除機をかけ始めてしまう。まさかの展開に、南くんも大ピンチ!?

■名物の“マグカップ風呂”令和に復活!?

第2話には、『南くん』シリーズでは名物となっているマグカップ風呂が登場。1994年に高橋由美子演じるちよみが見せたマグカップ風呂の、八木勇征演じる南くんバージョンが登場する。放送に先がけ、八木のマグカップ風呂シーンと、1994年版のマグカップ風呂写真も公開された。

【編集部MEMO】第2話あらすじ
約束していた待ち合わせ場所に現れた南浩之=南くん(八木勇征)はなぜか15cmの手のひらサイズになっていた。15㎝の南くんに驚きを隠せない堀切ちよみ(飯沼愛)だったが、なんとか南くんをバッグの中に忍ばせ、自宅に帰ってくる。ドロドロに汚れてしまっていた南くんをお風呂に入れるため、マグカップに適温のお湯を入れていそいそと部屋へと持っていくちよみ。母の楓(木村佳乃)と祖母の百合子(加賀まりこ)は、そんなちよみの様子に、何かあったのかと心配顔に。そんな大人たちをよそに、南くんとの時間に戸惑いを感じつつも一緒に過ごし、かすかに幸せすら感じてしまうちよみだったが、疲れて眠る南くんの涙を見て同時に切なさもこみ上げる。ふと、南くんが15㎝になってしまったというバス停に洋服や荷物が残されているのではないかと考えたちよみは、自転車を走らせ現場へ。そこであらためて南くんに起きた出来事を実感し……。翌朝、南くんを1人部屋に残して、学校に行くことに不安そうなちよみ。そんなちよみの様子に、楓、百合子、そして手芸店の木村久子=チャコ(室井滋)はちよみが何か隠しているのではないかと考える。そして意を決した楓がついにちよみの部屋を覗く!?