JR西日本は、東海道新幹線豊橋~三河安城間で保守用車が脱線し、一部区間で運転見合わせとなっていることを受け、7月22日の17時台以降、北陸新幹線「はくたか」および在来線の特急「サンダーバード」の臨時列車を運転すると発表した。
東海道・山陽新幹線は現在、列車の運転見合わせや遅延が発生しており、運転再開までしばらくかかる見込みとされている。各駅とも運転再開を待つ利用者らで非常に混雑しているとのこと。
こうした状況を受けて、迂回路となる北陸新幹線の東京~敦賀間、在来線の大阪・新大阪~敦賀間で臨時列車を設定した。北陸新幹線の下り臨時列車は東京駅17時4分発・敦賀駅20時22分着の「はくたか687号」(「かがやき535号」の時刻・停車駅で運転)、在来線の上り臨時列車は敦賀駅20時36分発・大阪駅22時4分着の「サンダーバード90号」(途中停車駅は京都駅、高槻駅、新大阪駅)を運転予定。敦賀駅で「はくたか687号」から「サンダーバード90号」へ接続を図る。
在来線の下り臨時列車は新大阪駅17時25分発・敦賀駅18時45分着の「サンダーバード91号」(途中停車駅は京都駅のみ)、北陸新幹線の上り臨時列車は敦賀駅19時3分発・東京駅22時20分着の「はくたか696号」(「かがやき544号」の時刻・停車駅で運転)を運転予定。敦賀駅で「サンダーバード91号」から「はくたか696号」へ接続を図る。
なお、北陸新幹線の臨時列車「はくたか687・696号」は1~10号車を自由席とし、11号車のグリーン車は利用可能だが、12号車は利用できないとのこと。在来線の臨時列車「サンダーバード90・91号」はともに6両編成で、1号車はグリーン車指定席、2~6号車は普通車自由席となる。