お笑い芸人の小籔千豊が17日、YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』にゲスト出演。「芸人になってよかったのか?」と自問自答していることを明かした。

頭をよぎる「違う人生のほうがよかったのか?」

小籔千豊

フリーアナウンサー・古舘伊知郎との対談で、自身のトーク術を、「根本的にとんでもないものを持ってる」と称賛された小藪。いまやバラエティ番組に引っ張りだこの小藪だが、「この世界に進んでよかったのか? どうなのか? なんてのは、4~5年刻みで反すうしたりとか。違う人生のほうがよかったのかな? とか、いろいろ思ったりするんですけど……」と正直な気持ちを打ち明けながら、「こういう方に、嘘でもカメラの前で褒めていただくと、この道を選んでよかったなって自信が持てます」と感謝した。

また、小藪は、「取り返しつかないし、過去を恨んでも仕方ないという気持ちはもちろんある」としながら、「やっぱり、自分の子供ら見てても、親ガチャ失敗というか」と吐露。「反町隆史さんとか唐沢さんとか、あんな男前やったら、“ええなぁ、お前のところのお父さん”って思うんですけど。アホみたいな芸人の子供であるということで、苦労もかけるやろうに……」と語り、「そんなヤツが家族を形成したいと思ってしまったことが悪いなと。子供らをパッと見たときに、“ごめんな、俺が子供欲しがって”って思うときもあったり」と心の内を告白した。

小藪の話に、古舘が、「立派な有名人じゃない?」とフォローするも、「有名だとて、例えば、有吉さんほど売れてるのか? と言われると売れてない。有吉さんほど大きなおうちに住んでるかというとそうではない」と恐縮。「有名というのは大変ありがたいし、仕事もしやすくなった。芸人としてはメリットもあるんですけど……」と続けつつ、「プライベートの部分では、有名が必ずしも幸せに直結してないなって常々考えてるので」とつぶやいていた。

【編集部MEMO】
古舘伊知郎は、2020年3月にYouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』を開設。様々なゲストを招き、話題のニュースやテーマを中心にトークを展開。チャンネル登録者数は45万人を超え、累計再生数は8,000万回を突破している。