叶姉妹、“将来への不安や恐怖”は「自分の中で勝手に作り上げているもの」

タレントの叶姉妹が16日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。“将来への不安や恐怖”への考え方を語った。

• 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

37歳女性の悩み「不安に押しつぶされそうになる」

この日の配信では、37歳女性のお悩みを紹介。「自分の人生について考えることが増え、不安に押しつぶされそうになる」とこぼした相談者は、「なんとなく過ぎていく日常に焦りを感じ、何をどうしたらいいのか悩んでいる」と吐露。また、一度離婚したという相談者は、「今も昔も、一番の願望は結婚して子供を産み育てること」だと言うが、現在交際相手はおらず、「一人で子供は産めないし、相手が誰でもいいわけでもない」と語った。

「不安や恐怖にどのように立ち向かっているか?」と問われた恭子は、「私にとっては、不安や恐怖という言葉があまり心の中にない」とキッパリ。美香は、「“恐れないでよいこと”。現実には恐れるものなど何もないのです。恐れは記憶や想像によって現実に投影されているからです。まだ定まらない未来に、恐れとあきらめを抱くとき、人は自らの芽を摘んでしまうこともあると心しましょう」という恭子の“格言”を紹介し、「恐れは、実際にモノとして存在するのではなく、自分の心の中で作り上げてしまっているもの。本当は実際に存在しない」と説明した。

続けて、恭子は、「あくまでも私の考えなので、人様がそういう風に恐怖や不安を感じることは、私に止められるようなことではない」としながら、「少なくとも、私の考えていることはそうなんですね」と強調。美香は、「不安や恐怖というものは、ご自分の心の中で勝手に育てているもの」だと重ねて伝えつつ、「それを自分が育てているんだよということを本人が知っていると、心が軽くなるのではないか」とやさしく語りかけていた。