JR北海道は、1934(昭和9)年に開業した札沼線(学園都市線)が11月20日で開業90周年を迎えることを受け、記念入場券の発売やデジタル駅スタンプラリーなどの記念企画を実施すると発表した。

  • かつて全線非電化だった札沼線(学園都市線)。2012年に桑園~北海道医療大学間が電化された

記念入場券は、開業90周年を迎える新琴似駅、篠路駅、太美駅、当別駅の4駅に桑園駅を加えた計5駅分を発売する。いずれも各駅沿線を運転していた列車と駅舎の写真をあしらったデザインで、1枚200円。8月1日から各駅1,000枚限定で販売される(太美駅の記念入場券は当別駅で販売)。5駅すべての記念入場券を購入した人に記念台紙が進呈される。

デジタル駅スタンプラリーも8月1日からスタート。ジェイアール東日本企画が展開する駅スタンプアプリ「エキタグ」を活用し、5駅に設置された専用のタグにスマートフォンをかざすとデジタルスタンプを取得できる。5駅のデジタルスタンプをすべて取得すると、「エキタグ限定札沼線開業90周年記念デジタルスタンプ」がもらえるという。実施期間は2025年7月31日までとなる。

  • 札沼線(学園都市線)を走る733系の普通列車

8月1日以降、桑園駅から北海道医療大学駅までの各駅コンコースに記念フラッグの装飾も行う。期間は2025年3月31日までとのこと。