劇場アニメ「ルックバック」第2弾入場者特典は原画シート　鈴木敏夫からコメント到着

藤本タツキ原作による劇場アニメ「ルックバック」の公開記念新PVと、第2弾入場者特典が解禁された。

現在公開中の「ルックバック」。公開記念PVには、運命的な出会いを果たした藤野と京本が、ひた向きにマンガを描く姿が映し出される。ステップアップしていく2人に起こった変化や、突然に訪れる衝撃的な出来事が収められた。新カットもふんだんに使用され、藤野が雨の中でスキップするシーンが公開されている。

7月26日より配布予定の第2弾入場者特典は、「ルックバック」の原画シート。押山清高監督やアニメーター・井上俊之が描いた原画が各4枚収められた2枚組のシートで、原画はポストカードサイズに切り取ることができる。特典は先着順で、なくなり次第配布を終了する。

「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などスタジオジブリ作品に携わってきた押山監督が手がける「ルックバック」について、鈴木敏夫氏からコメントが到着。「作品は誰のために描くのか？答えは映画の中にある」と述べた。また原作を読んで感動したと言う美術家・奈良美智は、「アニメで声が個性を持ってリアルに響いた瞬間、もう心が動いて最後にはやっぱり感動してる自分がいました」と語った。

「ルックバック」は自分のマンガに自信を持つ藤野と、同級生で不登校の京本、2人の少女がマンガに向き合い続けるさまを描く青春物語。6月28日に公開され、動員60万人、興行収入10億円を突破、上映劇場を順次拡大している。

鈴木敏夫コメント

作品は誰のために描くのか？
答えは映画の中にある。

奈良美智コメント

マンガを読んで涙出るくらい感動したのに、
アニメで声が個性を持って
リアルに響いた瞬間、
もう心が動いて最後にはやっぱり
感動してる自分がいました