ルックスと演技力の両方を備えた若手の実力派俳優として、大きな注目を集める高橋文哉。出演作はいずれも高評価を受けています。

今回はマイナビニュース会員301人に高橋文哉が出演するドラマ作品について聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。

高橋文哉主演ドラマの人気ランキング

  • 1位:仮面ライダーゼロワン(34.8%)
  • 2位:フェルマーの料理(21.5%)
  • 3位:最愛(13.3%)
  • 4位:先生を消す方程式。(7.0%)
  • 5位:ドクターホワイト(6.3%)
  • 5位:女神の教室~リーガル青春白書~(6.3%)
  • 7位:君の花になる(5.7%)
  • 8位:着飾る恋には理由があって(1.3%)
  • 8位:うきわ -友達以上、不倫未満-(1.3%)
  • 8位:悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~(1.3%)
  • 8位:夢中さ、君に。(1.3%)

続いては、各作品の概要とアンケート回答者のコメントを一部紹介します

1位:『仮面ライダーゼロワン』(34.8%)

『仮面ライダーゼロワン』は、2019年からテレビ朝日系列で放送された特撮テレビドラマ。キャッチコピーは、「令和仮面ライダー元年」「世界最強の社長はただひとり!オレだ!」。

令和初の仮面ライダーとなった本作は、新時代の到来にふさわしく人工知能(AI)がテーマとなっています。 高橋文哉は、主役の飛電或人(ひでん・あると)/仮面ライダーゼロワンを務めました。

舞台はAIが実用化され、人工知能搭載型人型ロボットヒューマギアが活躍する時代。ヒューマギアを暴走させ"怪人マギア"として操るサイバーテロリスト組織「滅亡迅雷.net」は日々、その脅威を増していました。

売れない芸人アルトとして活動していた飛電或人は、ヒューマギアを開発・製造する日本最大手のAI企業「飛電インテリジェンス」創業者の父・是之助の死去を受け、二代目社長に就任。同時に、仮面ライダーゼロワンとして、マギアの襲撃から人々を守る決意を固めます。

仮面ライダーゼロワンの基本形態はライジングホッパー。バッタの機能を拡張・再現する強化装置が各部に組み込まれています。変身時に使用する飛電ゼロワンドライバー/ライジングホッパープログライズキーなどのアイテムのギミックも見どころとなっています。

これまで多くのスターを輩出してきた仮面ライダー・シリーズ。高橋文哉は主役ライダーを務める俳優としては、初の21世紀生まれとなります。

コメントは、人気の仮面ライダー作ということで男性からのものが圧倒的です。作品自体への評価とともに、高橋文哉にも「かっこいい」「印象的」「アクションがいい」など絶賛の声が多数寄せられています。

ユーザーコメント

  • 「仮面ライダーシリーズの中で最も好きな作品だからです」(男性・44歳)

  • 「主演で売れると確信した」(男性・29歳)

  • 「ドラマのライダーが最近のシリーズで一番いい演技だった。劇場版も然り」(男性・46歳)

  • 「デビュー作で、可愛いかったから」(女性・57歳)

  • 「カッコ良さが際立っていて、良かったと感じます」(男性・55歳)

  • 「令和初の新しい仮面ライダーだと感じる作品だったため」(男性・44歳)

  • 「コロナ禍で沈んでいるときに勇気づけられた」(男性・34歳)

  • 「時代に合わせて変化していくシリーズだけあってAIなどが織り込まれて、複数のライダーがかっこよく美男美女が多かった」(男性・51歳)

  • 「高橋文哉が仮面ライダーゼロワンに変身するシーンがかっこよかった」(男性・37歳)

2位:『フェルマーの料理』(21.5%)

『フェルマーの料理』は小林有吾による同名のマンガ作品を原作とするテレビドラマ。2023年、TBS系列にて放送されました。「料理」を「数学」という斬新な切り口で描いていることが大きな特徴です。

ライバルたちの圧倒的な実力に打ちのめされ、数学者になることを断念した天才高校生の北田岳(きただ・がく)。彼が、若き天才シェフ・朝倉海(あさくら・かい)との出会いをきっかけに料理の道へと進み、持ち前の数学的思考で驚愕の料理を生み出していく姿を描く青春ストーリーです。

高橋文哉(北田岳役)と志尊淳(朝倉海役)のW主演で話題となった本作。両者はともにTBSドラマ初主演となります。また、高校時代に調理師免許を取得している高橋文哉が披露した、本格的な料理姿も注目を集めました。

ユーザーからは、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む岳の姿に「ハマり役」「キャラクターに合っている」「演技が魅力的」などの声が届いています。

ユーザーコメント

  • 「漫画も読んでいたが、個人的にはハマった役だと思った」(男性・39歳)

  • 「優しい感じとちょっと悪い感じがあって、今までにない演技を見ることができた」(女性・45歳)

  • 「『フェルマーの料理』は最近のドラマですが、高橋さんがドラマが進むとともにどんどんのし上がっていく時に変わっていくのがとても良かったですね」(男性・52歳)

  • 「料理と数学というテーマが面白くて、出演者も豪華だった」(男性・47歳)

  • 「最近までTVドラマで見ていたので記憶に新しいのと、料理を題材にしたドラマがあまりないのと、役にもハマっている感じがしました」(男性・44歳)

3位:『最愛』(13.3%)

『最愛』は2021年、TBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送されたサスペンスドラマです。

吉高由里子演じる主人公、実業家・真田梨央(さなだ・りお)。「世界を変える30代の社長」に選ばれ世間から注目される一方で、過去の失踪事件から現在の連続殺人に至る一連の事件の重要参考人でもあります。

梨央の初恋の相手であり、事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(みやざき・だいき)を松下洸平が、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)を井浦新が演じています。

高橋文哉は梨央の異母弟で、事故による記憶障害を持つ朝宮優(あさみや・ゆう)役。ふとしたきっかけで過去に自身が犯した殺人の記憶がよみがえり、失踪するという難しい役どころを好演しています。

視聴者からは、「とても魅力的」「演技が上手」「もっとも印象に残る演技をしていた」など、その高い技量を評価する声が寄せられました。

ユーザーコメント

  • 「初めて高橋くんを認識した。キレイな顔の子だなと思った。旧姓が同じで愛着もあり」(女性・57歳)

  • 「主演ではないですが、とても重要な役で、このドラマで注目されるようになりました。今は、ゴチにも出ていて、まっすーとのやり取りが楽しみです」(女性・58歳)

  • 「主人公の吉高由里子さんの弟役を演じていて、幼い頃に実は罪を犯していた役を見事に演じていたので印象に残っています」(女性・58歳)

4位:『先生を消す方程式。』(7.0%)

『先生を消す方程式。』は2020年、テレビ朝日「土曜ナイトドラマ」枠で放送されたドラマ。人気構成作家・鈴木おさむが脚本を担当し、主演は田中圭。キャッチコピーは「私を殺したいですか? そういうの嫌いじゃないです」でした。

舞台は、東大進学率も高い、都内の名門私立高校「帝千学園」。特に、3年D組には成績優秀者が集められていました。しかし、このクラスには4Cと呼ばれる悪質な生徒グループがあり過去、担任教師たちをゲーム感覚で精神崩壊へと追いやっていました。

この闇深き高偏差値クラスに、田中圭演じる新任教師・義澤経男(よしざわ・つねお)が着任。「笑顔でいれば幸せはついてくる!」をモットーとする彼は、生徒たちからの精神的・物理的攻撃をものともせず、笑顔で受け流します。義澤の存在を脅威に感じた生徒たちはついに一線を越え、義澤を抹殺すべく完全犯罪を企てるのですが……。

この4Cのリーダー藤原刀矢(ふじわら・とうや)を演じたのが高橋文哉。メンバーは他に長井弓(ながい・ゆみ)役に久保田紗友、大木薙(おおき・なぎ)役の森田想、剣力(つるぎ・りき)には高橋侃が配役されています。

本作および高橋文哉には、「一番面白いと思う」「感動したし、考えさせられた」「魅力的」といったコメントがありました。

ユーザーコメント

  • 「とてもかっこいいです」(男性・43歳)

  • 「先生ではないが、消したい上司がいるので参考に見てみたら思いのほか面白かった!」(男性・54歳)

5位:『ドクターホワイト』(6.3%)

樹林伸による同名のシリーズ小説を原作とする新感覚の医療ミステリードラマ。2022年、フジテレビ系列の「月曜夜10時枠の連続ドラマ」枠で放送されました。主演は、フジテレビ系連続ドラマ初主演となる浜辺美波が務めています。

浜辺美波演じる雪村白夜(ゆきむら・びゃくや)は、卓越した医学の才能を持つ正体不明の女性。天才的な診断能力を持ち、現役医師たちの診断を「それ、誤診です!!」と覆し、患者の命を救っていきます。豊富な医療知識を有するものの、社会一般常識は欠如。彼女はいったい何者なのか……

高橋文哉は、舞台となる高森総合病院の総合診断協議チーム(CDT)の研修医・佐久間新平(さくま・しんぺい)を演じています。

コメントでは、今までにない斬新な医療ドラマという設定の上で、高橋文哉を「しっくりくる役」と評価する声がありました。

ユーザーコメント

  • 「今までにない、斬新な医療ドラマだから」(男性・55歳)

  • 「なんか、しっくりくる役でしたね」(女性・57歳)

5位:『女神の教室~リーガル青春白書~』(6.3%)

『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』は2023年、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマ。主演の北川景子は、月9初主演となります。法律家を目指す者が通う法科大学院(ロー・スクール)を舞台にした青春群像劇で、タイトルの「女神(テミス)」は、ギリシャ神話で「法の女神」として知られるテミスにちなんでいます。

北川景子演じる、東京地方裁判所刑事部の裁判官・柊木雫(ひいらぎ・しずく)は、青南大学の法科大学院(ロースクール)の実務家教員に任命されます。

赴任した彼女が出会ったのは、法律家を目指す5人のロースクール生たち。目先の“司法試験合格”のみを目指す彼らの姿を前に、日本の司法を担う学生たちを立派な人材に育て上げるための、雫の孤軍奮闘がスタートします。

高橋文哉は、そんなロースクール生の一人、真中信太郎(まなか しんたろう)役で出演。「弱者を救う弁護士」の理想を掲げるものの、本当に弁護士になれるかに悩む姿を好演しています。

ユーザーからコメントでは、「目立つので覚えていました」「このドラマで知りました」など、その存在感を評価する声がありました。

ユーザーコメント

  • 「目立つので覚えていました」(男性・32歳)

  • 「キャラクターが本人にぴったりだったのと、演技がすごく上手だったので選びました」(男性・41歳)

7位:『君の花になる』(5.7%)

『君の花になる』は2022年、TBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演はTBSドラマ初主演となる本田翼が務めました。

本田翼演じる主人公・仲町あす花(なかまち・あすか)は、とある出来事により挫折した元高校教師。ひょんなことから崖っぷちの7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の寮母となります。

さらに、そのグループのリーダーはかつて、あす花が夢を応援した元教え子・佐神弾(さがみ・だん)でした。あす花は、弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていきます。

高橋文哉は、あす花のかつての教え子・佐神弾を演じています。8LOOMにはほかに、宮世琉弥・綱啓永・八村倫太郎・森愁斗・NOA・山下幸輝のイケメンたちが配役されています。

その演技と並んで、高橋文哉の歌やダンスなどパフォーマンスに対する評価も高い作品です。

ユーザーコメント

  • 「歌もダンスも初挑戦なのに上手い」(男性・56歳)

  • 「ドラマの中で演じていたアーティストとして歌番組にも出ていたりしたので、とても印象に残っている」(女性・48歳)

8位:『着飾る恋には理由があって』 (1.3%){#id09}

『着飾る恋には理由があって』は、川口春奈主演の完全オリジナルストーリー・ドラマ。2021年、TBS系「火曜ドラマ」枠で放送されました。

川口春奈演じる真柴くるみ(ましば・くるみ)は、インテリアメーカー「el Arco Iris(エル・アルコ・イリス)」の広報担当。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていた彼女が、異なる価値観の人々とルームシェアしながら、恋をしたり、友情を深める中で、自分らしく生きていく姿を描く“うちキュン♡"ラブストーリーです。

くるみとひとつ屋根の下で暮らすルームメイトには、横浜流星演じる“ミニマリスト男"藤野駿(ふじの・しゅん)ほか、丸山隆平・中村アン・向井理などを配役。高橋文哉は、くるみと同じ広報課の新入社員・秋葉亮(あきば・りょう)を演じています。

ユーザーコメント

  • 「彼の刹那的な表情が記憶に残ります」(女性・48歳)

8位:『うきわ -友達以上、不倫未満-』 (1.3%){#id10}

『うきわ -友達以上、不倫未満-』 は、野村宗弘によるマンガ『うきわ』を原作としたテレビドラマ。2021年、テレビ東京系列の「ドラマプレミア23」枠で放送されました。

門脇麦演じる中山麻衣子(なかやま・まいこ)は、これまで平々凡々に生きてきた、自称「可もなく不可もない」女性。大東駿介演じる夫・拓也の転勤に伴い広島での仕事を辞め上京するものの、拓也に浮気されてしまいます。

一方、森山直太朗演じる、麻衣子の隣人で拓也の上司、二葉一(ふたば・はじめ)は、妻に浮気されています。

ベランダの非常壁越しの他愛ない会話を通して仲良くなっていく麻衣子と一。二人はやがて互いに惹かれ合い、“不倫未満”の関係に。それぞれに投げられた「浮き輪」を前に互いに悩み迷いながら、本当の救いを模索していきます。

高橋文哉は、麻衣子がパートをしているクリーニング屋のアルバイト、佐々木誠(ささき・まこと)役で出演しています。

ユーザーコメント

  • 「リアルタイムで見てたから」(男性・51歳)

8位:『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』 (1.3%)

『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』は、深見じゅんによるマンガ『悪女(わる)』を原作としたテレビドラマ。2022年、今田美桜主演で日本テレビ系列で放送されました。なお1992年には、石田ひかり主演で『悪女(わる)』のタイトルで放送されています。

今田美桜演じる田中麻理鈴(たなか・まりりん)は、超ポジティブだけど少々ポンコツな新社会人。大きな夢を抱いて大手IT企業「オウミ」に就職した彼女は、会社の地下にある、会社のお荷物社員が集められた“姥捨て山"「備品管理課」に配属されます。

仕事ができない彼女ですが一向にめげることなく、次々と異動を繰り返し、各部署のクセ者社員たちが抱える職場の問題にぶち当たりながら、出世を目指して邁進していきます。

高橋文哉は、営業四課で麻理鈴と後輩となった山瀬修(やませ・おさむ)役。麻理鈴に好意を抱く役どころです。

ユーザーコメント

  • 「だんだんキャラの変貌していくのがよかった」(女性・57歳)

8位:『夢中さ、君に。』(1.3%)

『夢中さ、君に。』は2021年、毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で放送されたテレビドラマ。原作は和山やまの全8編の短編を収めたマンガ作品集『夢中さ、きみに。』。なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.の大西流星が主演を務めました。

大西流星演じる林美良(はやし・みよし)は、中高一貫の男子校に通う高校2年生。心に余裕のあるうちは意味のないことをしていたいと、一見無駄だと思われることを楽しんでいます。

そして孤独を求めているのに、ある同級生から興味を持たれてしまうのが、高橋文哉演じる二階堂明(にかいどう・あきら)。本作は、そんな二人の男子高校生の、なんでもない日常をたんたんと丁寧に描いていきます。

高橋文哉が出演したドラマランキングのまとめ

高橋文哉の出演作は、初の21世紀生まれの主役ライダーとなった『仮面ライダーゼロワン』をはじめ、人気作・話題作が目白押しです。

「男子高生ミスターコン2017」グランプリ受賞のルックスの良さはもちろんのこと、その存在感あふれる演技力も高く評価されています。今回のランキングでも、ナイーブで繊細な役作りなどに多くの賞賛の声が寄せられました。

現在23歳の若手の注目株。今後もますます、その動向に注目が集まりそうです。

調査時期: 2024年6月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計301人(男性:208人、女性:93人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート