「感受点」

「来世ではちゃんとします」のいつまちゃんが原作、「ミューズの真髄」の文野紋が作画を手がけた「感受点」の単行本が、本日7月18日に刊行された。

サイコミで発表された「感受点」は、オムニバス形式で展開されるホラー。原作者の日常の体験から紡ぎ出された物語が全12編収録されている。右目の視野が欠損するにつれ盲点に霊が見えるようになった少女、町中の人が嗅覚異常を起こし精神を病んでしまった少女、人の死期に近づくと耳鳴りがする少女を軸に、日常が狂い始める“感覚”が描かれた。

単行本の帯には怪談研究家・吉田悠軌からの推薦コメントを掲載。「うわあ本当に嫌なことばっかてんこ盛りだな、この漫画……。でも目が離せない。それは本作品で描かれる恐怖が、すべて『愛』をひっくりかえしたものに他ならないから」と記されている。