リクスタは7月17日、「2024年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト20」を発表した。集計期間は2024年1月1日~2024年6月30日、「お城がいいね」Web、アプリのデータベースから「ユーザーオススメ度」が3.5以上のお城を抽出、検索数の多い順にお城を集計し、ランキングを作成した。

  • 2024年上半期お城トレンドアクセスランキング東西ベスト20

東日本「お城トレンドアクセスランキング」

東日本第1位は、現存天守の1つである漆黒のお城、長野県の「松本城」(ユーザーオススメ度 4.7)だった。8月8日には伝統芸能の「薪能」の開催が行われる他、夏期時間延長期間中は和服での来場で入場無料が予定されている。第2位は、愛知県「名古屋城」(ユーザーオススメ度 4.2)となった。尾張徳川家の居城として知られ、「金のしゃちほこ」が印象的なお城。毎年8月頃に「名古屋城夏まつり」を開催(今年は8月10~18日)、「大盆踊り大会」など様々なイベントが行われる。第3位に、同じく愛知県の「犬山城」(ユーザーオススメ度 4.5)。8月1日から10日まで付近を流れる木曽川河畔にて「ロングラン花火」のイベントが開催。ライトアップされた犬山城を背景にして打ち上げられる花火を見ることができる。第6位は、長野県にある「松代城」(ユーザーオススメ度 3.7)。上杉謙信と武田信玄が争った川中島合戦にて武田家の拠点として築城された「旧海津城」とされている。千曲川を挟んだ向かいには「川中島古戦場跡」がある。

西日本「お城トレンドアクセスランキング」

西日本第1位は、兵庫県にある世界遺産のお城「姫路城」(ユーザーオススメ度 4.6)。昨年は世界遺産登録30周年を記念した特別公開も話題になった。第2位は大阪府の「大坂城」(ユーザーオススメ度 4.1)。豊臣秀吉によって築城され、江戸幕府によって改築されたお城。天守は現在歴史博物館として、大坂城の歴史にまつわる物が随時入れ替えで展示されている。(次回予定は7月26日から「燃える!大坂城史」、7月27日から「豊臣水軍-海で躍動した武将たち-」)。第3位に滋賀県「彦根城」(ユーザーオススメ度 4.4)。7月20日から8月10日までの土曜日と8月11日・12日に夜間特別公開が予定されている。第8位には、愛媛県「伊予松山城」(ユーザーオススメ度 4.7)が入った。賤ケ岳の七本槍「加藤嘉明」によって築城され、第3位「彦根城」と共に「登り石垣」と呼ばれる建造方法が見られる数少ない名城。