発酵研究家が指南!猛暑を乗り切る“発酵食レシピ”「しらす納豆のピーマンのせ」「トマトとザーサイの麺」を紹介
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。7月11日(木)の放送は、発酵研究家で料理家の真藤舞衣子(しんどう・まいこ)さんをゲストに迎え、発酵食の魅力や猛暑を乗り切る「発酵食レシピ」について伺いました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、真藤舞衣子さん

◆発酵食品を食べて風邪しらず!

発酵研究家、料理家として書籍の出版や講演活動を精力的におこなっている真藤さん。まずは発酵食との出会いを伺うと、「祖母が健康オタクで、お台所の床下で糠漬けを作っていたり、今話題のコンブチャ(紅茶キノコ)を飲まされたり、そういう生活をしていました」と語ります。

近年、発酵食品が大きな注目を集めていますが、その魅力を聞いてみると、「やはり腸内環境が良くなること。あとは、免疫力が上がって元気になる、というのがありますね。現に私は、ずっと発酵食を食べて風邪をひいたことがほとんどないです」と声を大にします。

また、れなちが真藤さんの肌を見て「ツルツルですね!」と驚くと、「やっぱり(発酵食を)毎日食べ続けている成果かもしれないです、腸内環境が良くなるので。『発酵食を食べていると、よく眠れるようになった』という声も聞きますし、私はご飯を作って、よく友達を呼んで一緒に食べるんですけど、みんな『翌日スッキリ出たよ!』と言います」と真藤さん。発酵食品は便秘にも良いそうです。

◆この夏オススメ! 簡単発酵食レシピ

続いて「簡単にできる発酵食レシピ」を紹介していただくことに。1品目は「しらす納豆のピーマンのせ」。名前を聞いただけで、れなちは「もうおいしい!」と興味をそそられます。

材料は、ピーマン、納豆、しらす、マヨネーズ、黒七味。作り方は、納豆としらす、マヨネーズをよく混ぜ、それを縦半分に切ってタネをとったピーマンに盛り付けます。最後に、黒七味をかければ完成です。真藤さんいわく、暑い夏にピッタリの料理で、ビールのおともにも最適とのことです。

2品目は「トマトとザーサイの麺」。作り方は、市販の鶏ガラスープに、くし切りにしたトマト(1個)とザーサイ(適量)を入れ、塩胡椒をします。そこに茹でた稲庭うどんやそうめんを加えて完成。真藤さんは「暑いとき、食欲が落ちたときにトマトの酸味とザーサイが非常に合うんです!」とオススメします。また温かくして食べても、冷たくして食べてもおいしいそうです。

さらには、簡単に取り入れられる発酵食について、「例えば、塩麹を塩代わりとして使ったり、毎日お味噌汁を作るのは大変だと思うので、あらかじめお味噌に出汁パックの中身を加えて、とろろ昆布やおかかなどを混ぜておき、それを乾燥ワカメや切り干し大根、乾燥ネギなどと一緒にお湯で溶くだけでも立派な発酵料理です」と紹介。

そして最後に、「私はいろいろな食べ物を食べていますが、何より大事なのは“毎日食べること”ですね。“いま発酵食が流行っているから”ということで、たまに食べるのではなく、毎日少しずつでいいので食事に(発酵食品を)取り入れてください。そして、よく噛むこと。それを意識することで唾液、消化酵素が出て腸内環境が良くなり、善玉菌になり、お通じも良くなり、お肌や髪の毛にも良く、健康になります。ぜひ毎日、発酵食をとってください!」と呼びかけました。

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<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/