JR西日本岡山支社は12日、津山駅の内外装リニューアル工事が9月14日に完成すると発表した。津山駅で9月21日から「ICOCA」が利用可能となることも発表された。

  • 津山駅完成イメージ。全体図(JR西日本提供)

岡山県北部エリアの玄関口となる津山駅では、9月28日から開催される「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に向けて内外装のリニューアル工事を進めている。駅前から改札内に移転する新しいトイレが7月22日から先行して使用開始した後、9月14日にリニューアルの完成日を迎える。

城下町津山を象徴し、駅前広場との一体感を醸成するため、「城+モダン」をコンセプトにデザイン。岡山県北エリアの玄関口として国内外の観光客を迎え、日常的にも親しみを持ってもらえる駅にするとのこと。木材等に現地の素材を活用するほか、県北エリアの情報発信スペースなど設け、地域の人々に愛される駅をめざす。こうしたコンセプトに合わせ、津山市から情報発信スペースや待合室へ、地元産木材(美作ヒノキ)を使用したテーブル・ベンチ等の什器が提供される。

  • 津山駅情報発信スペースの完成イメージ。地元産木材什器を活用する(JR西日本提供)

  • トイレの完成イメージ(JR西日本提供)

9月21日からは、津山駅でICカード乗車券「ICOCA」の使用が可能に。津山線で岡山駅、法界院駅に続いての「ICOCA」利用可能駅となる。ただし、津山駅を区間に含む「ICOCA定期券」は利用できない。