カワサキモータースジャパンは8月3日、新たなグラフィックを施した「KX/KLX」シリーズ7モデルを発売する。
■KX450
「KX450」はダウンドラフトインテークとシンメトリーな吸排気レイアウトを採用することで、エンジン性能をさらに向上させた。フレームはフロントの接地感を高めることでコーナリング特性を改善。優れた直進性と軽快なハンドリングを両立させている。
人間工学に基づいた車体構成は走行中にライダーがストレスなく体重移動を行えるスリムなデザインを採用。常に最先端のスペックを投入し、ライダーの経験値や技量を最大限に引き出す「KX450」の登場だ。
カラーはライムグリーン。価格は108.9万円。
■KX450X
「KX450X」は車体のサイドカバーにクイックリリースサイドカバーを採用。エアフィルターエレメントのメンテナンスは工具なしで容易に行える。専用装備としてはフロント21インチ/リヤ18インチのクロスカントリーホイール、便利なサイドスタンドを標準装備。カラーはライムグリーン、価格は111.1万円だ。
■KX112
小排気量クラスで高い戦闘力を誇る「KX112」は低回転域から優れたトルクを発生する111cm3 水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載。車体には高い強度とねじれ剛性を持ちアグレッシブな走りを可能とするペリメターフレーム、減衰力に優れたø36㎜倒立フロントフォーク、強力な制動力を発揮する前後ペタルディスクブレーキを採用している。
また、シュラウドデザイン、コンパクトなボディワーク、アジャスタブルハンドルバーにより、モトクロスを始めた若年層のみならず、より幅広いライダーの体格にもフィット。カワサキのKXファクトリーレースマシンをイメージした印象的なスタイリングも実現している。カラーはライムグリーンで価格は53.9万円だ。
■KX85 / KX85 L
「KX85・KX85 L」は高い剛性を誇るペリメターフレームにパワフルで優れた耐久性の84cm3 水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載。インナーチューブ径36mmの倒立フロントフォーク、ユニトラックリヤサスペンション、ダンロップ製タイヤMX33など充実した装備と組み合わせ優れたパフォーマンスを発揮する。
シュラウドデザインは高いフィット感と冷却効率、シャープなスタイリングを実現。未来のチャンピオンを表彰台の頂点へと導くためのマシンとして、より進化を遂げている。
フロント17インチ、リヤ14インチのKX85に加え、フロント19インチ、リヤ16インチの大径ホイールを採用したKX85 Lも同時にラインナップしている。
カラーはライムグリーン。価格は「KX85」が50.6万円、「KX85 L」が51.7万円。
■KX65
6速ミッションを装備した本格的なキッズモトクロッサー「KX65」。上級モデルのスタイルをそのまま凝縮したアグレッシブなデザインと高い走破性は、多くのキッズライダーたちから高い評価を得ている。
高い信頼性と耐久性を持つ64cm3 水冷2ストローク単気筒エンジンは、パンチのある高回転域でのパワー特性と扱いやすさを両立。ハードな走行にも耐えられるよう、車体には本格的なセミダブルクレードルフレームを採用した。
また、前後の伸側減衰力調整、リヤのプリロード調整が可能なサスペンションを装備。路面状況やスキルに合わせてセッティングできる。カラーはライムグリーン。価格は39.05万円。
■KLX110R L
子どもから大人まで幅広くオフロードを楽しめる「KLX110R L」は、KACR(カワサキ・オートマチック・コンプレッション・リリース)とエレクトリックスターターを採用し、安定した始動性を確保。加えて、スロットルの開け過ぎを防ぐストッパーや大型のチェーンガイド、ヒートプロテクターなどの安全装備も装備している。
堅牢なバックボーンフレームに111cm3 空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。変速方式には4速ミッションとマニュアルクラッチを採用し、オフロード走行をよりスポーティーに楽しむことができる。
また、サスペンションには140mmのストロークを確保したテレスコピック式のフロントフォークとガス封入式のリヤショックを採用。リヤのホイールトラベルは132mmを誇り、走破性と安定感のあるハンドリングを実現している。
カラーはライムグリーン・バトルグレー。価格は29.7万円。