日本代表でも活躍する相馬勇紀 [写真]=兼子慎一郎

 名古屋グランパスは11日、カーザ・ピアに期限付き移籍加入していた日本代表MF相馬勇紀が移籍期間満了に伴い、同クラブに復帰することを発表した。

 現在27歳の相馬は、2019年2月に早稲田大学から名古屋へ正式入団を果たした。鹿島アントラーズへのレンタル移籍を経て、2020シーズンからチームに復帰すると、出場機会を増やしながらJリーグを代表するアタッカーに成長。2022シーズン終了時点で公式戦通算166試合出場14ゴールの成績を残し、2023年1月にカーザ・ピアへのレンタル移籍が発表された。レンタル期間を延長して臨んだ2023-24シーズンは、プリメイラ・リーガで32試合出場5ゴール3アシスト、アリアンツ・カップ(リーグカップ)で3試合出場、タッサ・デ・ポルトガル(国内カップ戦)で2試合出場という成績を残した。

 名古屋に復帰することが決まった相馬は、クラブ公式サイトを通して以下のようにコメントを発表している。

「グランパスファミリーの皆さま、期限付き移籍を終えて帰ってきました。ポルトガルでプレーし成長出来た部分でチームの勝利に貢献したいです。久しぶりに豊田スタジアムでプレーできることを楽しみにしています。まずは今週末の柏レイソル戦を熱く闘い勝ちましょう!」