今年で創立90周年を迎えるアメリカを代表する文化施設・APOLLO THEATER(アポロシアター)からの独占ライセンスを得て、オーディションライブ『APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25(アポロ アマチュアナイト ジャパン 24‐25)』の制作・開催が決定。フジテレビでは、10月から大会の様子や裏舞台を伝える番組を放送する。

  • 小籔千豊(左)と山本彩

「アマチュアナイト」は、ニューヨーク・マンハッタン北部ハーレム地区に位置する、APOLLO THEATERで、毎週水曜日に開催されるイベント。新進気鋭のアーティストが才能を披露し、アマチュアの歌手やダンサーなどが出演するもので、プロへの登竜門として、最も影響力のある有名なプラットフォームの1つとしても世界的に知られている。

本国では1934年以来、エラ・フィッツジェラルド、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ローリン・ヒルなど世界的スターを輩出してきた、90年以上の歴史を誇るニューヨークで最も長く続いてきたイベントの1つだ。

今回の日本版は、きょう11日からエントリー開始。歌・ダンス・ラップ・楽器演奏など、世界に通用する実力派の音楽パフォーマーを募集しており、年齢・国籍は不問。芸能プロダクションやレーベルなどに所属したり、契約を交わしていない人が対象となっている。

動画審査を経て、対面オーディションが行われたのち、予選大会が11月に大阪、12月に東京で各2公演、計4公演実施。決勝ラウンドは、2025年2月20日に大阪 COOL JAPAN PARK WWホールにて開催され、本国の『アマチュアナイト』プロデューサーが審査に参加する。

決勝ラウンドの優勝者には、賞金1万ドル(※支払いは日本円)と、本場アメリカ・ニューヨークのアポロシアターの『アマチュアナイト』への出演権を贈呈。そして、ユニバーサルミュ-ジックの全面バックアップのもと、出場者の中から、実力派パフォーマーが「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」からメジャーデビューする。

番組MCは、大会のメインアンバサダーでもあり、『KOYABU SONIC』の開催や、5人組バンド・ジェニーハイのドラムなどで自身も音楽活動に携わる小籔千豊と、NMB48を卒業後もアーティストとしてマルチに活躍する山本彩が担当。実際に未来のスター誕生までを見守る。

コメントは、以下の通り。

■小籔千豊

「アポロシアターのアマチュアナイトというのは、すごい人を輩出している場所だと聞いていました。まさか、これに少しでも関われるとはびっくりです。“世界で活躍したい!”と夢を抱いている人も、最近は日本でも増えているような気がします。でも、具体的にアメリカで勝負するには、“どうすれば?お金は?どこに応募?”と…。このアポロアマチュアナイトは、そんな迷いを払拭できる素晴らしい大会だなと思いました。夢を膨らませきっている音楽パフォーマーには、是非チャレンジしてほしいです。スターになっていくところを見せて下さい!」

■山本彩

「この度は大役を仰せつかり、大変恐縮且つ身の引き締まる思いです。音楽に従事する者として、世界最高峰のエンターテインメントが生まれてきたステージに触れられる機会は、とても刺激的であり学べる機会だと思いますので、自分自身の活動にも還元していきたいと思っています。どんなパフォーマンスが観られるのか、どんなスターが生まれるのか、一部始終を見届けられるのがとても楽しみです。そして、この『アマチュアナイトジャパン』の開催によって日本の音楽シーンがより一層活気付くことにも期待したいです」