泉北高速鉄道は10日、和泉中央駅で設置工事を進めてきたホームドア(可動式ホーム柵)の運用開始日について発表した。1番線ホームは7月20日の初列車、2番線ホームは8月3日の初列車からそれぞれ運用開始する。

  • 和泉中央駅から難波駅へ運転される特急「泉北ライナー」

和泉中央駅は大阪府和泉市に所在し、1面2線の島式ホームを有する駅で、2022年度の1日平均乗降人員は2万9,130人。泉北高速鉄道線の終着駅であり、南海高野線に乗り入れる難波~和泉中央間の区間急行・準急、中百舌鳥~和泉中央間で折返し運転を行う各駅停車のほか、朝および夕夜間に難波~和泉中央間の特急「泉北ライナー」も運転される。

泉北高速鉄道は駅ホームのさらなる安全性向上を目的として、和泉中央駅の1・2番線にホームドアを設置することとし、2024年の6月頃から秋頃にかけて設置工事を行うと発表していた。和泉中央駅に設置されるホームドアは二重引き戸構造(大開口ホームドア)とされ、戸挟み防止機能やホームドア・車両間の居残り検知機能も付く。

1番線のホームドアは7月20日の初列車、2番線のホームドアは8月3日の初列車から運用開始する予定だが、その後も引き続き、和泉中央駅で車両との段差や隙間を縮小する工事を進めるとのこと。