俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)の本ポスタービジュアルと場面写真が9日、公開された。

映画『Cloud クラウド』

■菅田将暉、ガンアクションに初挑戦 黒沢清監督から熱血指導受ける

今回公開されたのは、本ポスタービジュアルと場面写真6点。本ポスターは、「何か」に向かって銃口を向ける主人公・吉井(菅田)の横に「(君も)狙われている」と書かれた意味深なビジュアルに。さらに「“気がつけば標的”匿名の集団による“狩りゲーム”がはじまる――」というコピーには、知らず知らずのうちに、自分が狙われる側の人間になっていた怖さとともに、「見えない敵」の存在も感じさせている。撃たれる側の演技は経験したことがあった菅田は、今作で初めてガンアクションに挑戦。かつてガンアクションを撮りまくってきた黒沢清監督による熱血指導を受け、銃の扱い方を学んだ。

あわせて場面写真6枚も解禁。「狙われている」ことに気づきはじめ警戒する吉井、吉井と先輩・村岡がボードゲームをしている緊迫感あるカットなど、吉井の周りを取り囲む、登場人物たちの謎めいた姿を切りとっている。

そして12日から特典付きムビチケカードの発売も決定。ムビチケカードは、海外用のポスタービジュアルと同様のデザインとなり、「WE ARE ALL UNDER A CLOUD(人は憎しみから逃れられない)」と英語コピーが記載されている。

特典は、緊迫した様子で何かを一心に見つめる転売ヤー・吉井の横顔の上に浮かぶようにロゴがデザインされ、「NOT FOR SALE」の代わりに「NOT FOR RESALE」と記されたその名も「転売禁止 クリアファイル」となっている。

(C)2024 「Cloud」 製作委員会

【編集部MEMO】
映画『Cloud クラウド』は、黒沢清監督・脚本の最新作。顔の見えない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。主演の菅田は、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じている。