江原啓之「ものは考えよう。そんなに不安に思わなくていい」将来を案ずる相談者へ届けた言葉とは?
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
6月30日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
尊敬して頼りにしていた父が3年前に亡くなりました。82歳の母と同居を始め、フルタイム勤務を辞めて日々スローライフとなりました。

初めはゆったり過ごせることが嬉しかったのですが、今では半年に一度ほどしか電車に乗ることもなく、買い物などの簡単な用事でも疲れてしまいます。外にいると早く家に帰りたくなってしまい、できれば何もせずに家にいたいと思ってしまいます。

今は母と高齢のチワワがいるので、犬の散歩や母を連れ出すために外に出るのですが、独りになったらバイト以外は、引きこもりになるかもと考えています。私は、母とチワワに依存しているから、そのような考えになるのでしょうか?

<江原からの回答>
相談者さんは、強迫観念のように「外に出ないといけない」と捉えていませんか? 例えば「バイト以外は引きこもりになるかも」というのも、「引きこもり」という言葉をつけることによって、暗いもののように扱っていませんか? これが「バイト以外はおうち好きになるかも」と言えば、全然印象が変わりますよね。

かく言う私もけっこうおうち好きがなんですよ。ご飯を作ったり、お茶をしたり、ぼーっとしたり、本を読んだり……。うちも犬がいますので、健康を考えて散歩もします。相談者さんは「チワワのために散歩をしている」と思っているでしょう? 私はいつも朝、犬の散歩をするのですが、「この子は私を運動させているんだな」と思っているんですよ。だって、別に犬は庭で走らせても良いわけです。でもこの子がいるから、一緒に散歩をして私は健康を維持できているんです。なかなか1人で散歩というのも、勇気がいりますからね。

もしかしたら「暗い老後」のような、不安になる特集などをテレビや週刊誌で見てしまったのではないでしょうか? それが頭にこびりついてしまったのかもしれませんね。私は相談者さんのメールを読んで「楽しそう」と思いましたよ。私だって、可能ならそういう生活をしたいなと思います。

ものは考えようで、そんなに不安に思わなくていいんじゃないですか? 人生の時間、あなたが自由に使っていいんですよ。恵まれた環境なわけですから、幸せに生きてください。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人生は全てあなたの時間」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子