ペットの「もふもふプッシュ」をご存知でしょうか? なんだか可愛らしい言葉なのですが、実は、火災を引き起こしてしまうことがあるのだとか。

「もふもふプッシュ」をご存じですか?部屋で飼っているペットが知らぬ間に電化製品のスイッチを押したり、電源コードをかじったりする行動などをいうそうです。コンロにロックをかけたり、ペットをケージに入れて外出するなどして、もふもふ災害(ペットによる事故)に注意しましょう。
(@MPD_bousaiより引用)

コロナ禍にペットを飼う人が増えましたが、犬や猫においては9割超が室内飼い。そんな中、留守番中に犬や猫がコンロのスイッチを押してしまったり、電気製品に排尿したり、電源コードにかみついたりなどして、火災や事故が発生しているそうです。

警視庁警備部災害対策課公式Xには、「怖すぎる」「とてもかわいい名前だが実際はエライことじゃんwww」「知りませんでした! 教えていただきありがとうございます」といった声が。また、こんな体験談も。

「仕事から帰ると何故か洗濯機に並々と水が溜まる事が複数回。何の怪奇現象かと思ってた。犯人はもふもふ」

「ホンマにこれ! 猫がガス台に登る時にスイッチに足が当ったりして、不完全燃焼していたことがあります」

「これ!気をつけてください!実家に猫がいたとき『カチカチカチ』となるのが好きな猫がいて危うく火事になるところでした(汗)」


怖いですね。いつ火災が起きてもおかしくありません。

ペットの「もふもふプッシュ」による事故を未然に防ぐポイントは、まずは、外出時には「ペットをケージに入れる」ことが大切だそうです。また、コンロや洗濯機など「ロック機能のあるものはロックする」、「ガスコンロは元栓を閉める、IHコンロは主電源を切る」、「ペットの排尿場所の近くに電気製品を置かない」、「電気製品のプラグを抜く」といった対策も有効です。

愛するペットの命を守るためにも、まずは、家電やコンロの種類などを確認し、それぞれに合った対策を実施するようにしましょう。