女優の生田絵梨花が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(8月18日スタート 毎週日曜22:00~)の主題歌が、竹内まりやの書き下ろし楽曲「歌を贈ろう」に決定した。

左から生田絵梨花、竹内まりや (C)ABCテレビ

■生田絵梨花、地上波連ドラ初主演『素晴らしき哉、先生!』

生田が地上波連続ドラマ初主演を務めるオリジナルの今作は、不本意にも担任を持たされ、辞め時を逸してしまった2年目の高校教師・笹岡りおが、なんだかんだ生徒のために奮闘を続ける中で人間として変ぼうを遂げていく成長物語。

竹内が今作のために制作した「歌を贈ろう」は、ミディアムテンポのバラードソング。リリックには、生田が演じる主人公・りおのように、悩み傷つきながらも今日を生きる人たちへの温かなメッセージが綴られた、心に優しく沁みる応援歌だ。楽曲の後半では生田がコーラスを担当。竹内と生田が美しいハーモニーを奏でる、他では聴けないスペシャルな一曲が誕生した。4月中旬に行われたレコーディングは終始和やかなムードで進行し、竹内が生田の歌唱を直接ディレクションする場面も。「主人公のりおを励ます一曲になれば」と竹内からの心温まるメッセージも贈られた。

そして、主題歌を使用したドラマ本編の映像もドラマ公式SNSで本日より公開されている。

■竹内まりや コメント

学園ドラマの主題歌を担当するのは私にとって初めてのことで、うれしいオファーに感謝でいっぱいです。しかも主人公を演じるのは、今をときめく生田絵梨花さん! 若き高校教師という立場で、彼女が背負うさまざまな苦労や痛みを癒してあげられるような歌を書いて贈りたいと思いました。

最後にひと声、笹岡先生にも加わっていただけたことによって、彼女との絆が見えてくるような優しい歌に仕上がったと思います。先生だけでなく立場の違うたくさんの人達の心をも元気づけることができたら、こんなに幸せなことはありません。

■主演・生田絵梨花 コメント

今回、竹内さんに主題歌をご担当いただけると伺った時、光栄すぎて震えてしまいました。さらに、コーラスとして楽曲に参加するということが決まった時には、コーラスはもちろんのこと、この曲に彩られるドラマも、「一生懸命演じよう」と改めて背筋が伸びる想いでした。

レコーディングの前に、竹内さんから直筆のお手紙をいただき、曲に込められた想いや、竹内さんからの愛情深いメッセージが綴られていました。私もそんな竹内さんの優しさに寄り添えるように、気持ちを込めたので、ドラマと一緒にこの曲もたくさん愛していただけるとうれしいです。

【編集部MEMO】あらすじ
笹岡りお(生田絵梨花)は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。しかし、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。「自由」を拡大解釈し奔放に振る舞う生徒たち、学校に過度な期待を寄せる保護者や近隣住民、トラブル処理を若手に押し付けてくる年配教師。りおはそんな毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、優しい彼氏に聞いてもらったり、「先生だって人間だ!」と適度に発散しながら持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っている。しかし、その我慢もとうとう限界に到達。辞職を決意するが、同じタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、穴埋めのお鉢が、なぜかりおに回ってきてしまう。初めての担任で3年生を任されることとなったりおの教師生活は、さらなる茨の道に突入! はたしてりおの運命は……。