『Yogibo presents 超RIZIN.3』の緊急記者会見が28日に行われ、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が右手骨折によりマニー・パッキャオ戦を欠場することが発表された。代役として安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が出場することが決定し、記者会見でその詳細が語られた。

鈴木は、23日に行われた『KNOCK OUTカーニバル2024スーパーバウト“BLAZE”』での五味隆典(イーストリンカンラスカルジム)戦において、右手の第2中手骨と第5中手骨を骨折し、全治4か月の診断が下った。この負傷により、パッキャオ戦への出場が不可能となった。鈴木は「ファンの皆さん、本当にすみません」とファンに向けて謝罪の言葉を述べ、そして代打を務める安保に感謝の意を示した。

一方、安保は緊急参戦について「急にこんな大きなチャンスがめぐってきてビックリしているし、ワクワクしている」と述べた。また、鈴木千裕の無念の気持ちを気遣い「鈴木選手を責めるような人はいないと思う」とも語り、最後に「本当に勝つ気で挑むので、応援お願いします」と語った。

集合写真の撮影が終わったとき、安保は鈴木に「さいたまスーパーアリーナの天井に、穴が開くぐらいのイナズマと落とすんで」と語りかけ、2人はグータッチ。安保はここからトレーニングをこなしながら、69kgまで減量をしなくてはならないという過酷な日々を送ることになるが、榊原CEOが話している間もシャドウのような手ぶりをするなど闘志は十分の様子だった。

記者会見の様子は、こちらから確認できる。