稲葉浩志(写真提供:B ZONE)

稲葉浩志(B'z)のニューアルバム「只者」のリリース記念発売トークイベントが昨日6月25日に東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて行われた。

2014年発表の「Singing Bird」以来、およそ10年ぶりのアルバム「只者」を本日6月26日にリリースする稲葉。トークイベントはジョージ・ウィリアムズ、安田レイがMCを務めるTOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」の公開収録という形で行われ、会場には抽選に当たった幸運なファン100名が集結した。

稲葉がラジオ番組へ出演するのは8年ぶり。ジョージの呼び込みで稲葉がステージに登場すると、さっそく割れんばかりの歓声が会場にこだまする。至近距離で眺める稲葉の容姿にファンも興奮を押さえられない様子で、一方の稲葉も「こういう近い距離なので、またライブとも違って面白いです」と笑顔を見せる。オープニングトークとして6月8日から16日まで計6日間東京・Zepp Haneda(TOKYO)で行われたレジデンシー公演「Koshi Inaba LIVE 2024 ~en-Zepp~」を振り返ったあとは稲葉のこれまでのヒストリーをたどるトークへ。稲葉は「音楽の道に進みたいと思ったのはいつ?」「プロとしての初ステージの感想は?」「1997年のソロデビューアルバム『マグマ』で印象に残ってることは?」といったジョージの質問に1つひとつ丁寧に回答していった。

最新アルバム「只者」について「焦らずマイペースで、でも『マグマ』を作ったときみたいに創作意欲にまかせて勢いで作れました」と手応えを述べ、タイトルに関しては「制作しているとき、クリエイターとしての自分って普通だといつも思うんですよ。世の中には才能のある方がたくさんいらっしゃるので。自分は普通の人間だという認識のもと、いかに努力や工夫をできるかを前向きに考えながら、チャレンジする喜びを感じながら制作していたので、アルバムを作っている初めからこのタイトルが頭にありました」と明かした稲葉。そしてアルバム収録曲「NOW」や「Stray Hearts」が流れている間には会場のファンに手を振ってコミュニケーションを図る場面も見られた。その後、先週末の6月22日にスタートした全国ツアー「Koshi Inaba LIVE 2024 ~enIV~」の意気込みや、地元岡山で開催する気恥ずかしさなどを語り、最後は「10年ぶりのソロアルバムをじっくり作ったのでぜひお聴きいただいて、それからライブにもお越しください」と来場者とラジオのリスナーにメッセージを送り、拍手に送られながらステージを降壇した。

この日の公開収録の模様は6月29日の「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」にてオンエアされる。また「NOW」のミュージックビデオショートバージョンがYouTubeにて公開された。

TOKYO FM / JFN系38局ネット「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」

2024年6月29日(土)13:00~13:55

Koshi Inaba LIVE 2024 ~enIV~(※終了分は割愛)

2024年6月29日(土)東京都 有明アリーナ
2024年6月30日(日)東京都 有明アリーナ
2024年7月6日(土)大阪府 大阪城ホール
2024年7月7日(日)大阪府 大阪城ホール
2024年7月13日(土)福岡県 マリンメッセ福岡 B館
2024年7月14日(日)福岡県 マリンメッセ福岡 B館
2024年7月20日(土)神奈川県 Kアリーナ横浜
2024年7月21日(日)神奈川県 Kアリーナ横浜
2024年7月27日(土)宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ
2024年8月5日(月)北海道 札幌文化芸術劇場hitaru
2024年8月7日(水)北海道 函館市民会館 大ホール
2024年8月13日(火)岡山県 津山文化センター
2024年8月14日(水)岡山県 津山文化センター
2024年8月17日(土)広島県 広島グリーンアリーナ
2024年8月18日(日)広島県 広島グリーンアリーナ