JALとパートナー契約を締結したリヴァプール [写真]=Getty Images

 日本代表MF遠藤航らが所属するリヴァプールは25日、日本航空株式会社(JAL)と「オフィシャル・エアライン・パートナー」契約を締結したことを発表した。

 今回、JALと契約を締結したリヴァプールはクラブ公式サイトで、「グローバルで複数年にわたるパートナーシップを発表することを誇りに思います」とコメント。続けて、「このパートナーシップは、男子チームと女子チームにも拡大され、両団体の野心的な世界的成長計画をサポートし、補完するために協力し、それぞれの強みを活かして世界的な足跡を伸ばしていくことになる」と伝えている。

 また、JAL側の発表によると、第一弾の取り組みとして、7月にアメリカ東海岸のフィラデルフィアで行われるリヴァプールの国際プレシーズンマッチに合わせ、『リヴァプールFC財団』と共に『ユース育成プログラム』をサポートするという。さらに、JALマイレージバンク会員やJAL公式SNSなどを中心に、『アンフィールド』に設置される予定のラウンジアクセス付き観戦チケットの提供や、アジア地域で行われるリヴァプールのイベントへの招待が今後は企画されていくようだ。

 契約締結に際して、リヴァプールのチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるベン・ラティ氏と、JALのカスタマーエクスペリエンス本部で副本部長を務める崎原淳子氏は、以下の通りコメントしている。

■ベン・ラティ氏
「JALをリヴァプールのパートナーに迎えることを大変嬉しく思います。リヴァプールとJALは、勝利へのメンタリティと、世界中のファンやお客さま、コミュニティとのつながりに向き合う姿勢において共通の価値観を持っている企業同士です。このパートナーシップは、世界で最も歴史のあるフットボールクラブのひとつであるリヴァプールの情熱と伝統、日本を代表する航空会社であるJALの卓越したサービス能力の高さが結びあって出来ています」

「このパートナーシップにより、我々のファンはユニークな活動や体験を通じてクラブとより深く関わる機会が生まれます。JALとのパートナーシップは、クラブの国際的なプレゼンスを高め、多様で献身的なグローバルなファンベースとより深くかかわるための戦略を推し進めていくうえでも非常に重要なステップとなります」

■ 崎原淳子氏
「このパートナーシップは、私たちにとって非常に重要なものとなります。なぜなら、我々のグローバルのお客さまだけでなく、世界中のリヴァプールファンの皆さまとも新しい関係を築き、つながりを深めることができるからです。リヴァプールのような既に世界で愛される素晴らしいクラブと提携を迎えられたことを非常に喜ばしく思っています」

「JALとリヴァプールは、このパートナーシップを通じて世界中のあらゆる世代、コミュニティの方に向けて、スポーツと旅の力を通じてポジティブな影響をお届けしていきます。今後の活動にぜひご期待ください」

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