TVアニメ「ザ・ファブル」新メインビジュアル

南勝久原作によるTVアニメ「ザ・ファブル」“宇津帆編”に出演するキャストが発表に。新章突入に併せたメインビジュアル、PV第3弾、第2クール目の主題歌情報が公開された。

4月より放送中の「ザ・ファブル」。表の顔は地域から信頼される存在、裏の顔は過保護でひ弱な若者を量産し、親から金を搾り取る“悪魔”、宇津帆編の最大の敵である宇津帆玲役には藤真秀が決定した。過去の事件で希望を失い、人形のような生活を強いられる興信所事務員兼秘書・佐羽ヒナコ役を安済知佳、キャリア20年のベテラン暗殺者にして、汚れ仕事を受け持つ宇津帆のパートナー・鈴木ヒロシ役を子安武人、元真黒組員で黒塩の元兄弟分である興信所新入所員・井崎勤役を金光祥浩が演じる。キャスト陣からはコメントも到着した。

第2クール目の主題歌も梅田サイファーとALIが第1クールに引き続き担当。梅田サイファーによる書き下ろし楽曲「スイッチ」がオープニングテーマ、ALIがMaRIを迎え書き下ろした「BEYOND feat. MaRI」がエンディングテーマとして作品を彩る。

PV第3弾は、オープニングテーマに乗せた明と黒塩のサバイバル編、洋子vs河合ユウキなどアニメの振り返りからスタート。テンポの良い楽曲に合わせて展開される太平市の様子から一変、クールなエンディングテーマに乗せて宇津帆編のストーリーの一部が映し出される。

「ザ・ファブル」は、佐藤明と名乗って一般人として過ごすことになった天才的な殺し屋・ファブルの日常を描く物語。監督を高橋良輔、アニメーション制作を手塚プロダクションが務めている。

藤真秀(宇津帆玲役)コメント

この度、宇津帆を演じさせていただきます。藤真秀です。
TVアニメ「ザ・ファブル」に関わらせていただけること、大変嬉しく思います。
宇津帆を演じさせていただくことが決まってから、収録をとても楽しみにしておりました。
宇津帆はいい人を装った表の顔を使って、裏ですご~く悪い事をしている男ですが、宇津帆が「いい人」を演じているように、私自身はその「宇津帆という人間」を演じられたらと思います。
皆様に楽しんでいただけるよう全力で臨みます。どうぞ宜しくお願い致します。

安済知佳(佐羽ヒナコ役)コメント

オーディションの時に原作を拝読しました。
緊張感と緩さの塩梅が絶妙で…面白くてページを捲る手が止まらなかったです。
その物語に宇津帆編からヒナコとして参加出来ることを、とても嬉しく思います。
アフレコ現場では役柄に合わせて、物凄い迫力の関西弁や、柔らかい関西弁など色んな関西弁が飛び交っていて…ヒナコは標準語なので、その会話の世界観に入るときはなんだか緊張します(笑)
アニメでも「ザ・ファブル」の宇津帆編を思いきり楽しんでいただけるよう、わたしも全力で楽しみつつ頑張ります。
これから宜しくお願いします!

子安武人(鈴木ヒロシ役)コメント

人間の悪意や差別、暴力などの闇社会を題材にした、フィルム・ノワール的な映画が大好きなので、この作品の出演に大変喜んでおります。表現がとても難しく繊細な演技も求められると思いますが、スタッフ、演者の皆さんと共に、力を合わせて作り上げていきたいと思っていますので、どうぞ応援の程よろしくお願い致します。「鈴木ヒロシ」、とても良い役なので、是非見てくださいね!

金光祥浩(井崎勤役)コメント

この度、宇津帆一派の末席に連なることになりました、井崎役の金光祥浩です。
「ザ・ファブル」の漫画原作は以前から読ませてもらっていた身なので、まさか自分が携われるとは思ってもいませんでした。
こうなったらプロの関西人として、この太平市の暗い海を泳ぎきらせてもらいましょう。
それにしても、この井崎というキャラクター、なんか他人の気がせぇへんなぁ…
顔か?性格か?いや、どっちもか!?
なにはともあれ、TVアニメ「ザ・ファブル」も後半戦に入りました。これからの展開も必見ですね!
それでは皆様、諸々よろしくお願いします。

KZ(梅田サイファー)コメント

10年前、「ザ・ファブル」の連載が始まった時、
「南先生が殺し屋を!?」と思ったのですが、
みるみるのめり込み、毎週の楽しみになってました。

今回アニメ化が決まり、さらに主題歌を担当できることになり感無量です。

我々もプロとして──
梅田サイファーが持てる最大の武器の一つである
マイクを回しあうチームプレーを今回の曲で魅せました。

シリアスとユーモアのバランス、
フローの緩急と歌詞の意味の奥行き、
我々しかできない、そして「ザ・ファブル」に
相応しい1曲になったと自負してます。

素晴らしい──
やっぱりプロやな俺ら──

本編と合わせて、ぜひお楽しみください!!

peko(梅田サイファー)コメント

2クール連続でプロの仕事やらせてもらいます!

普段何の変哲もない温厚に見える人間が──
スイッチ入れたらバッチリ仕事をこなす──

主人公佐藤明が仕事する際、そのモードに切り替わるあの姿は、
ステージに上がる梅田サイファー、
毎日通勤されて仕事されてる社会人の皆さん、
限られた時間で家事を完了する主婦(主夫)の皆さん、
勉学や部活に日々励む学生さん…
この世界の多くの人に通ずる姿なんじゃないか?と。

ラッパーが多い特性を活かし、歌う人間が次々にスイッチしていくところもギミックとして、
「ザ・ファブル」の戦闘シーンをイメージし、スリリングなマイクリレー曲が完成しました。
自分たちのライブでも新しいノリが生まれそうなこの楽曲が、沢山の耳に届きますように。

「ザ・ファブル」ファンの皆様の気持ちも盛り上がる楽曲に仕上がったと思いますので、本編と合わせてお楽しみ下さい!

KOPERU(梅田サイファー)コメント

本屋さんで面白そうやなぁと──
偶然手に取った漫画が「ザ・ファブル」でした。
ヒリついたり、緩かったり、僕も山に篭りたくなったり…
プロとしてクールに仕事をこなす佐藤明には憧れます!

そして、その「ザ・ファブル」のアニメでEDに続き、OPを担当できる事に感謝感激です!
また自分もラップのプロとして、仕事をキッチリやらせていただきました!

LEO(ALI)コメント

友達に嫌われた──。
好きな人と上手くいかない──。
仕事が上手くいかない──。
信頼する人に裏切られた──。
金がない──。
子供と上手くつきあえない──。
親や親族が嫌いだ──。
昔の記憶が蘇り寝れない夜──。
怒りやイラつきから始まる朝──。
無力な自分になす術はなく、ただ不幸や不公平や不条理と思える事が風のように来る──。
今日や今を乗り越える力が欲しい──。

飛び交う弾丸を飛び越えながら、大切なモノを理解して守っていく佐藤明や佐藤洋子みたいに──。

MaRIならそんな力をくれると思った──。
本当に2クール連続で素敵な機会と出会いをありがとう──。

TVアニメ「ザ・ファブル」第2クールEDテーマ
‘BEYOND’を通して乗り越える力が少しでもみんなに沸いていきますように──。
雨や嵐や曇り空がこの世から消えるわけではないけど
陽の光が少しでもみんなの人生に差し込みますように──。

ザ・ファブル万歳
音楽万歳

MaRIコメント

ラップを始めて四年、まさかアニメのエンディングテーマを自分が歌ってるなんて想像もしてませんでした。

BEYONDってテーマで最初のデモを聴いた時に、私にピッタリじゃんて思いました。

大切な人を失ったり、どん底を経験してからラップを始めて、ジェットコースターの様な人生をバースに込めれたと思います。

そんな経験をさせてくれたTVアニメ「ザ・ファブル」とALIに感謝です!

一歩を踏み出す勇気を生み出す楽曲になってると思うので、是非是非聴いて下さい!!

(c)南勝久・講談社/アニメ「ザ・ファブル」製作委員会