オリックス・齋藤響介

● オリックス 2 - 4 西武 ○

<11回戦・京セラD大阪>

 オリックスは序盤の失点が響き再び借金4。4回4失点で降板した先発の齋藤響介投手(19)はプロ初黒星を喫した。

 斎藤は初回、一死三塁のピンチを招くと、3番・栗山に右犠飛を許し先制点を献上。3回は2四球で一死一、二塁のピンチを招き、4番・岸に特大の左越え3ランを浴び計4失点となった。3試合連続完封負け中だった西武打線を相手に4回68球、4安打4失点の内容で降板。3回までに毎回の4四球を与えるなど制球に苦しんだ。

 打線は西武先発・隅田の前に3回まで無得点。4点を追う4回は4番・西川、5番・紅林の連打で無死二、三塁の好機を作ったが、内野ゴロの間による1得点に終わった。

 3点を追う8回は4番・西川が3号ソロを右翼席へ運ぶも反撃はここまで。2番手の髙島は3イニングを無失点、8回は新加入のペルドモが1イニングを無失点に抑えるなど救援陣は5回以降ゼロを並べたが、序盤の失点が重く齋藤はプロ初黒星(1勝)を喫した。