テレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(毎週土曜23:00~)が、このほど見逃し再生回数が合計2,000万回を突破し、King & Princeの永瀬廉、Travis Japanの松田元太が喜びを語った。

  • 左から永瀬廉、松田元太=テレビ朝日提供

■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化

2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。透&詩史とともに、松田演じる大学生・大原耕二とMEGUMI演じる孤独を抱える主婦・川野喜美子の“危うい関係性”も描かれた。

15日に放送された『東京タワー』最終回は、同放送枠オシドラサタデー歴代最速の、放送後1日で見逃し配信100万回超え再生を突破(ビデオリサーチにて算出/6月16日)。そして全話の総再生回数は2,000万回の大台を記録した(ビデオリサーチにて算出/4月21日~6月17日)。なお、オシドラサタデーの歴代総再生最高記録を、『東京タワー』は第5話放送後のタイミングで早くも超えていた。

■永瀬廉 松田元太コメント

――最終回放送後にも大きな反響を受け、ついに見逃し配信総再生数が2000万回を突破しましたが、いかがですか?

永瀬:ここまでたくさんの方々に見ていただけるとは、とてもうれしい驚きでした。数字が全てではないとわかってはいますけど、TVerランキングで1位と聞いたり目にしたりするとすごくモチベーションにもなりました。皆さんと共につくった『東京タワー』だったなと思います。

松田:僕もすごく素敵な作品を皆さんと共有できて最高でした。廉が言ったように数字が全てじゃないですけど、『東京タワー』に挑戦してよかったな、これからも頑張ろうと思いました。

――最終回のなかで、一番印象に残ったシーンとその理由を教えてください。

永瀬:振られて屋上で飲んでいるシーンはお互い良い意味で吹っ切れて、前を向こうとして、 そこでぐっと友情が深まるというか。そのシーンを撮っていても楽しかったという意味でもすごく印象に残っています。

松田:大学で最後、喜美子さんにマニキュアを投げられて、お互いに言葉を交わして、お互いの気持ちが通って伝えきれたシーンです。とてもスカッとしました。

――ここまで応援してくれた視聴者の皆さまへのメッセージをお願いいたします。

永瀬:撮影のスケジュール感がタイトな中で一緒に頑張ってくださったスタッフの皆様に感謝ですし、何よりこの記録を作ったのはやっぱり見てくれた皆さまです。皆さんがいてくれたから、より自信と誇りを持って毎週届けることができ、『東京タワー』という作品がどんどん良くなっていったと思うので日々感謝しています。

松田:僕自身もたくさんの反響と言葉をいただけて、作品をちゃんと愛してもらえているんだなと感じて、すごく励みになりました。その声があったので楽しめて頑張れたという部分もあったし、今後も全力で楽しんで頑張っていこうというターニングポイントを迎えられたのが『東京タワー』でした。皆さんにたくさん恩返しできるように進化していきます。ありがとうございました。

TVerでは第1話~3話と最終回、TELASAでは全話が見逃し配信中。

【編集部MEMO】最終回あらすじ
「もう詩史さんのいない人生なんて考えられない」「一緒に暮らそう」――小島透(永瀬廉)の前に現れた浅野詩史(板谷由夏)。透はもう二度と離れたくない焦りから、「必ず実現するから待ってて」と懇願する。その頃、詩史の夫の浅野英雄(甲本雅裕)は透の母・陽子(YOU)のもとを訪れ、透と詩史の関係を暴いていた。衝撃の事実を確信した陽子は帰宅した透を問いただすが、逆上した透から「散々好き勝手に生きてきた人に言われたくない」と言い返されてしまう。一方、もう一度川野喜美子(MEGUMI)に会いたいと、決死の思いで居場所を突き止めた大原耕二(松田元太)。困惑する喜美子を前に、「俺は喜美子さんが好きだ」と告白し、キスを迫る。荷物をまとめ、家を出た透は、「しばらく泊めてほしい」と耕二のアパートへ。詩史との生活のために医学部を中退し、就職しようと勢いづく透に驚く耕二。しかし“好きな人と一緒にいたい”という思いは2人とも同じで、まさに人生の岐路に立たされていることを実感するのだった。やがて大切な人を奪われたことに苛立ちと苦悩を見せる陽子と浅野は、ある驚きべき行動に……。透と詩史、耕二と喜美子、それぞれが下す決断とは。