フジテレビの動画配信サービス・FODのオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』(7月5日配信スタート、毎週金曜20:00最新話配信)に、竹財輝之助、工藤美桜、佐津川愛美、和田正人が出演する。

  • (左上から)竹財輝之助、工藤美桜 (左下から)佐津川愛美、和田正人

このドラマの舞台は、警視庁に設けられた「恋愛感情のもつれによる犯罪特別対策班」という、男女の恋愛のもつれがきっかけに起きた殺人事件を扱う特殊な捜査部門。そこに配属された大儀見壮真を野村周平が、夢川幹也を塩野瑛久が演じる。

今回発表されたキャストが演じるのは、各話に登場するキーパーソンだ。

▽「7人の恋人とデスノート」(1話&2話)
竹財が演じるのは、人気レストラン「Dionysus」のシェフ・新城修司。新城の恋人が何者かに殺害された。現場に残されていたのは被害者を含む7人の女性の名前が書かれたリスト。彼女たちは、音楽家や華道家、インフルエンサーなどさまざまだが、皆レストランに足繁く通う顧客たちだった。しかしひとりだけ“身内”の名前が。工藤が演じるレストランのスーシェフ、高野エマだった。実はこのリストの正体は新城シェフが同時に交際、すなわち“7股”している女性たちだった。捜査を進める中、リストの中の別の女性が殺害され、リストが“デスノート”へと変貌を遂げてゆく。

▽「魔性の女性教師」(3話&4話)
佐津川が演じるのは、夫を何者かに殺害された高校教師・君塚明奈。悲劇の未亡人となった彼女にはある秘密が。実は、顧問を務める吹奏楽部に所属する教え子と禁断の関係を持っていたのだ。しかも、学校の裏サイトには彼女が複数の男子生徒たちと関係を持っているという謎の告発も。さらに、殺害された夫には多額の保険金が。殺害したのは誰なのか。教え子を洗脳する魔性の女の仮面を暴けるか…。

▽「死を予告する妻の叫び」(5話&6話)
引きこもりがちだった主婦が自宅で死亡。自殺か……だが彼女は「殺される!」と叫ぶ自撮り動画を残していた。和田が演じる夫・刈谷義春は、妻が何者かに自分の裸の写真を送り付けられ悩んでいたと刑事たちに明かす。彼女には不倫の過去があった。見えざるストーカー男vs妻を愛しすぎる夫。彼女のSOSは犯人逮捕につながるのか。

コメントは、以下の通り。

■竹財輝之助

「実際にあった事件を元にした物語だと伺い面白そうと思いました。野村(周平)さんとまたご一緒できると聞いてとても楽しみにしていました。現場では塩野(瑛久)さんとのバディも息がピッタリで頼もしかったです。新城修司シェフは、7人の恋人達がいるとんでもないバイタリティに溢れた男なのだろうなと感じたので、傲岸不遜、唯我独尊、そんな言葉を意識しながら演じたつもりです。少しでも『リアル』を感じていただけたら幸いです。お楽しみに」

■工藤美桜

「実際に起きた事件が元になっていると聞いて驚きました。そして私にとって初めてのスーシェフ役にもドキドキしました。高野エマはシェフを一途に尊敬していますが、人より少しいきすぎてしまう面があります。初見で見た1話のエマと、2話を見てからの1話のエマとは印象が変わると思うので、ぜひ一度だけではなく二度三度と堪能していただけたらうれしいです」

■佐津川愛美

「実際に起きた事件がモデルになっているとお聞きしました。どうしてそうなったのだろうと考えつつ、その時の気持ちはリアルなんだと思うと、丁寧に積み重ねたいと身が引き締まるような気持ちでした。それぞれの事件には、人に対するリアルな感情が隠れているのだと思います。考察したり、くすっとしたり、共感したりしなかったり。エンタメとして楽しんでいただければと思います」

■和田正人

「恋愛殺人捜査班というユニークなサブタイトルから、コメディタッチの刑事モノを連想していましたが、そんな安易な発想はしっかりと裏切られ、実に骨太で人間味に溢れたドラマ作品でした。野村周平くんと塩野瑛久くんのクセのあるバディの魅力も秀逸で、難しいことを色々と考えずとも、自然と役柄に向き合えるような空気感を作って下さっており、非常に助けられた思いです。個人的にも様々なチャレンジをした役柄でもあったので、撮影現場で生まれた空気感から、どのような映像作品が誕生するのか、僕自身も楽しみにしています」

【編集部MEMO】
W主演の2人は、今作について「作品の切り口がちょっと面白そうだな、と思いました。恋愛にまつわる事件に特化した捜査班というのは、もちろんフィクションなのですが、こういう捜査班がいても面白いのでは、と思いました。タイトルからは、扱う事件そのものもライトなものなのかなとイメージしていたのですが、実際はしっかり“ドロ沼”でした。こんな動機で人を殺してしまうのか?という驚きもありましたし、恋愛にまつわるさまざまな感情の中には、まっとうな考えもあるんだな、という発見もありました」(野村周平)、「刑事ものの作品は新しい挑戦だったのと、バディのひとりを演じられるということで、やってみたい!飛び込んでみたい!と思いました。また『REAL』というタイトル通り、皆さんにリアリティーを少しでも感じていただき、このふたりを見ていたいなと思っていただけるように演じたいと思いました。実際にあった事件が元になっているので、内容はあまり崩せないですしよりシリアスになっていくと思いましたので、ビジュアルやキャラクター性などはなるべく崩したものにしたいと考えていました」(塩野瑛久)とコメントしている。

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