横山だいすけ「弟が偶然『おかあさんといっしょ』を観ていて…」“うたのおにいさん”を目指したきっかけを語る
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。6月11日(火)の放送では、NHK Eテレの子ども向け教育番組「おかあさんといっしょ」で、歴代最長の9年間“うたのおにいさん”をつとめた横山だいすけさんが登場。番組卒業のきっかけや自身の子育てについて話しました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、横山だいすけさん

◆歴代最長の“うたのおにいさん”

“うたのおにいさん”を2008年から2017年まで歴代最長となる9年間つとめた横山さんですが、高校2年生の頃からうたのおにいさんを目指していたと言います。

「当時から歌も子どもも好きだったんですけど、将来について考えていたときに『子どもは心が柔軟だからこそ、音楽をたくさん聴かせてあげると心が豊かになります』っていう資料を読んで“素晴らしいな”って思ったんです。そして、家に帰ったら小学生の弟が偶然『おかあさんといっしょ』を観ていて“これだ! うたのおにいさんになろう!”と思ったのがきっかけです」と語ります。

それから見事オーディションに合格して、うたのおにいさんになってからは、収録スタジオのある渋谷に週6日ペースで通っていたそうで、「月曜〜水曜で子どもたちと番組を収録して、木曜にリハーサル、金曜に(歌の)録音をして、土曜は取材を受けたり、地方のコンサートに行ったり……ほぼ渋谷に住んでいたようなものですね(苦笑)。でも当時は1時間半ぐらいかけて、通勤ラッシュにもまれながら通っていました」と振り返ります。

その後、番組卒業を考えるきっかけとなったのは、自身が8年目のときに同じく8年間“うたのおねえさん”をつとめていた方が先に卒業したことでした。というのも、横山さんによると、うたのおにいさん、おねえさんのどちらかが代わると、それまで撮りためていたMVが1本も使えなくなり、また一から収録をしなくてはいけなくなることから“自分もなるべく早めに卒業したほうがいいのかな”という思いが芽生えたそうです。

◆元うたのおにいさんでも自分の子育ては…

ここで、リスナーから「休日の日は何をしていますか?」との質問が。うたのおにいさんをつとめていた頃は、休日があっても、ひたすら寝て体を休めるだけだったそうですが、現在1児の父でもある横山さんは、「今は、ほぼ家事をしています。子どもと一緒にいられる時間というのは人生でも短いので、休みの日はできるだけ子ども一緒にいたいなと思って」と笑顔をのぞかせます。

また、これまでの経験から子どもとの交流に慣れている印象を持たれることもあるそうですが、「エンターテイナーとして子どもたちを楽しませるのと、自分の子どもを育てるのは、やっぱり違いますね。だから、失敗もするし、うまくいかないことだらけ」と明かします。

そして最後に、れなちが「ご自宅では、今でも本気で歌われるのですか?」と尋ねると、横山さんは「家では全力で歌います(笑)! ただ外に出ると少し小さめにするんですけど、3歳の娘からは『外でも本気で歌って!』とリクエストされるので少し困ります(笑)」と話していました。

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<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/