女優の杉咲花が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜22:00~)の撮影現場で、若葉竜也、岡山天音、尾崎匠海の誕生日がサプライズで祝福された。

  • 誕生日を祝福された岡山天音、若葉竜也、尾崎匠海(中央)=カンテレ提供

■杉咲花主演『アンメット ある脳外科医の日記』

週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)連載中で、元脳外科医の子鹿ゆずる氏が原作(漫画:大槻閑人)の同名漫画を実写化する今作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。

■6月生まれの若葉竜也・岡山天音・尾崎匠海の誕生日祝福

6月生まれの3人合同のバースデーサプライズは、ドラマの舞台となる「丘陵セントラル病院」にて、“ミヤビ”杉咲、“星前”千葉雄大、“津幡”吉瀬美智子、“藤堂”安井順平、“成増”野呂佳代、“森”山谷花純、“小春”中村里帆、“高美の大将”小市慢太郎、“高美の女将さん”阿南敦子らと、医局にてあるシーンを撮影するタイミングで行われた。スタッフから「みなさま! 6月10日は若葉竜也さん! 6月14日は尾崎匠海さん! 6月17日は岡山天音さんのお誕生日です!」と声がかかると、拍手と歓声で大いに盛り上がるチーム『アンメット』。知らされていなかった若葉、岡山、尾崎は、突然のことに「えーー? いや~」と、少し照れくさそうな様子。そこへ、杉咲らが豪華なバースデーケーキとともに笑顔で登場。3人それぞれにプレゼントが手渡され、キャスト&スタッフが全員でバースデーソングを歌い、盛大にお祝いした。若葉は「だからか……(笑)。みんな何してんだよって思ってたんだよね」と苦笑い。あらためて、3人に「おめでとーー!!」と、大きな拍手が送られた。

サプライズの感想を聞くと、尾崎は「まさか祝っていただけると思ってなかったので、ガチでうれしかったです。本当にありがとうございます!」と喜び、岡山は「僕、誕生日が17日なんで……、若葉くんと尾崎くんと誕生日が近かったおかげで、なんとかおこぼれをいただけてよかったです。ラストスパート、力合わせて頑張りましょう! よろしくお願いします!」と、ユーモアで周囲を沸かせ、最後に若葉が「みなさん、ありがとうございます! あと少しでクランクアップですけど……、精一杯楽しみたいと思います。ありがとうございます!」と、笑顔を見せた。

クライマックスに向け、ドラマも大きな盛り上がりをみせる『アンメット』。今週放送された9話のラスト、杉咲と若葉の涙の熱演が大きな話題となり、8話に続いてXの日本と世界のトレンド1位を獲得。また、関東の世帯視聴率も、5話以降上昇を続け、番組ベストを更新した(関東世帯6.3%、ビデオリサーチ調べ)。残すところ2話。次週10話は、17日に放送される。

【編集部MEMO】17日放送 第10話あらすじ
一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られて……。一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。ならば手術にかけるしかないのか…葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。