フジテレビ系の7月期連続ドラマ合同会見イベント『フジテレビドラマライブ2024・夏』が11日、東京・台場の同局本社で行われた。
登壇したのは、『海のはじまり』(7月1日スタート、毎週月曜21:00~)から目黒蓮、有村架純、古川琴音。『マウンテンドクター』(7月8日スタート、毎週月曜22:00~)から杉野遥亮、岡崎紗絵、宮澤エマ。『新宿野戦病院』(7月3日スタート、毎週水曜22:00~)から小池栄子、仲野太賀、橋本愛。『ギークス~警察署の変人たち~』(7月4日スタート、毎週木曜22:00~)から松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン。『ビリオン×スクール』(7月5日スタート、毎週金曜21:00~)から山田涼介、木南晴夏、水野美紀。アンタッチャブルの山崎弘也・柴田英嗣と新美有加アナウンサーがMCを務めた。
『海のはじまり』の目黒は、演じる夏というキャラクターについて、「考えるのがゆっくりだったり、言葉にするのもゆっくりだったリ、脚本の生方(美久)さんと村瀬(健)さんが普段の僕に思うことを脚本に落とし込んでくださっている」と話した。
今作で父親役に初挑戦することについては「役を演じていく中で、今まで感じたことのない気持ちだったりとか、こんなことを思うのかな? いろんな壁があって、それを経験できていくのがすごく楽しいです。撮り終わった後に、自分がどういう風な形になっているのかすごく楽しみです」と話すと、山崎は「そういう芝居の悩みは先輩である山田君に聞いたりするの?」と質問。目黒は「もちろん、聞けるならいっぱい聞きたいんですけど、まず連絡先から…」と言うと、山崎は「お互い連絡先知らないの!?」とびっくり。山田は「お互いにこういうタイプだから交わることがないんです!(笑)」と明かし、「あとで連絡先交換しましょう」と、2人の距離は少し縮まった様子だ。
月9ドラマの撮影現場はどのような雰囲気なのかを聞かれた有村は「コミュニケーションはその都度図りながら撮影できているので、風通しはすごくいい」と回答。目黒演じる夏の現在の彼女・百瀬弥生役の有村と、かつての彼女役の古川に挟まれた目黒は「この3人でそろうのはちょっと不思議な感じ」と話し、有村と過去に何度も共演している古川は「今まで5回くらい共演しているんですけど、初めて直接の共演シーンがない役」「この前たまたま撮影現場ですれ違ったけど、たぶんもう現場で会わないですよね…?」といい、山崎は「さみしい話になっちゃった!(笑)」と嘆いた。
目黒はドラマの見どころについて「人はいつどのように母になって、いつどのように父になるのか。そしてさまざまな親子関係がある中で、それをとても丁寧に描いている作品なので、ぜひ月曜21時『海のはじまり』をよろしくお願いします」と視聴者にメッセージを送った。
このイベントの模様は、29日(10:25~ ※関東ローカル)に放送される。
【編集部MEMO】
『海のはじまり』で目黒が演じる月岡夏は、大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせ…。
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