セルバは6月3日、「文学部出身200人に聞いてみた 就活中に感じた学部ハンデ」に関する調査結果を発表した。

調査は4月26日~5月7日、就職活動をしたことのある四年制大学の文学部出身者200名を対象に、インターネットで行われた。

  • 文学部は就活で不利だと思いますか

文学部は就活で不利だと思うか尋ねたところ、50%が「不利だと思う」「やや不利だと思う」と回答した。理由としては、「専門的なスキル・資格がない」「地味な印象があり、何を学んでいたかや成果等も抽象的で分かりにくい」「大人しそうな印象を持たれる」などがあげられた。

32%は「不利だと思わない」「あまり不利だと思わない」と回答した。「企業側がポテンシャル採用なので、学部はそれほど気にしてないと感じた」「公務員、事務、営業など一般的な職種であれば入社の際に重視されるのは面接での受け答えだと思うから」といった声が寄せられている。

文学部生は就活に意欲的であるか聞くと、45%が「そう思う」「ややそう思う」、39%が「普通」と答えた。

  • 文学部生は就活に意欲的だと思いますか

文学部出身者に多い業界について尋ねると、「サービス・インフラ」(31%)が最も多く、「メーカー」(18%)、「小売」(17%)と続いた。「金融」「マスコミ」「ソフトウェア・通信」「官公庁・公社・団体」といった回答もあり、満遍なくさまざまな業界で文学部出身者が働いていることがわかった。

  • 文学部出身者に多い業界ランキング