キューサイは、企業ミッションとして掲げる“ウェルエイジングの浸透・普及”を目指し、「第1回 全国ウェルエイジング調査」の結果を発表する。同調査は2月16日~2月20日、全国の男女4,500人を対象にインターネットで実施した。

  • 第1回 全国ウェルエイジング調査

第1弾の今回は、自身のカラダとココロの健康度を自己採点した「ウェルエイジングスコア」に関する全国ランキングや、ウェルエイジング・ウェルビーイング・アンチエイジングを比較し、認知度・共感度を分析している。

人生100年時代といわれる現代において、年齢に抗うのではなくありのままの自分を受け入れ、ココロ豊かに生きることを同社は「ウェルエイジング」と定義した。当社はこの考え方を浸透・普及させることで、健康寿命の延伸だけでなく、年齢(エイジング)とポジティブに向き合い多様な生き方を認め合える社会の実現を目指している。

  • ウェルエイジング

結果発表第1弾の今回は、ウェルエイジングスコアの全国ランキング、ウェルエイジング・ウェルビーイング・アンチエイジングの認知度・共感度を分析した。

ウェルエイジング・ウェルビーイング・アンチエイジングを知っているかを聞いたところ、「聞いたことがあり、意味も理解している」「聞いたことはあるが意味は理解していない」と回答した方は、それぞれウェルエイジング(23.2%)、ウェルビーイング(28.0%)、アンチエイジング(82.4%)となり、ウェルエイジングは最下位という結果となった。

  • 言葉の認知度

同様にそれらの言葉に「とても共感できる」と答えた割合は、ウェルエイジング(33.2%)、ウェルビーイング(27.6%)、アンチエイジング(32.2%)となり、ウェルエイジングはTOPとなった。

  • 言葉の共感度

 ウェルエイジングの認知度を都道府県でランキングにした結果、1位:東京(34.4%)、2位:神奈川(33.3%)、3位:京都(31.3%)となり、TOP2は関東となった。また、ウェルビーイングでも同様な結果で、1位:東京(53.1%)、2位:富山(52.1%)、3位:神奈川(46.9%)となり、TOP2は関東だった。

一方、アンチエイジングは他2つの言葉とは異なり、1位:北海道(93.8%)、2位:栃木・奈良(89.6%)とエリアの傾向はないことがわかった。 

  • 都道府県別認知度ランキング

ウェルエイジングの共感度を都道府県でランキングにした結果、1位:富山(82.3%)、2位:宮城(81.3%)、3位:高知(79.2%)となった。またウェルビーイングでも1位は富山(81.3%)となり、ウェルエイジングと同様の結果となった。

一方、アンチエイジングは他2つの言葉とは異なり、1位:沖縄(85.4%)、2位:青森(84.4%)、3位:福島(83.3%)と共感度においてもエリアの傾向はないことがわかった。

  • 都道府県別共感度ランキング

ウェルエイジング(カラダもココロも健康で前向きに年齢を重ねる)という考え方を提示した上で、現在実感している点数を自己評価してもらった結果を全国ランキングにすると、1位:茨城(6.35点)、2位:鹿児島(6.27点)、3位:長崎(6.10点)となった。

同調査では、カラダ・ココロそれぞれの健康に対して意識しているという回答が集まっていて、その全国結果と上位3位を比較するとそれぞれ異なる特徴が見られた。その特徴は下記の通り。

・1位 茨城県:「ジムに通っている」1.39倍、「おしゃれを楽しむ」1.68倍

・2位 鹿児島県:「スポーツをする」1.55倍、「好きなものを食べる」1.35倍

・3位 長崎県:「定期的に健康診断を受けている」1.23倍、「食事の栄養バランスを意識」1.30倍

  • 都道府県別ウェルエイジングスコアランキングTOP3

  • 都道府県別ウェルエイジングスコアランキング

 このたび初めて実施した「全国ウェルエイジング調査」の結果より、当社が浸透・普及を目指しているウェルエイジングの認知度はまだ低いことが明らかになった。一方共感度は高いことから、高齢化社会の中で自分なりに前向きに年齢を重ねたいという欲求は強いものがあると示唆される。