銚子電気鉄道は、名物「ぬれ煎餅」の新商品「ぬれ煎餅 あまから味(4枚入)」を6月1日に発売すると発表した。新しい味の発売は7年ぶりで、「構想半年、制作半年の足かけ1年の試行錯誤」を経て発売に至ったとのこと。

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「ぬれ煎餅 あまから味」は、同社職員がせんべいを丁寧に焼き上げ、甘口の醤油に唐辛子エキスを加えた甘辛いたれを染み込ませた商品。ひと口食べると、口の中にみたらし風の醤油の味が広がり、後からほどよい辛みが感じられる。

原材料や資材の高騰、光熱費の値上がりによって経営が厳しい状況であることを踏まえ、「辛(つら)い・辛(から)い・新しい」の3つの意味を込めた「シン・ぬれ煎餅」をテーマに商品化。「ぬれ煎餅好きの方にはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり」だという。一味唐辛子の辛さと、食べた人は銚子電鉄とともに走り続ける仲間(=一味)であるとの思いを込め、「あとひく辛さがやみつきに。食べればあなたも我々の一味」とのキャッチフレーズでPRを展開する。

  • 「ぬれ煎餅 あまから味」

「ぬれ煎餅 あまから味」は4枚入りで価格600円。銚子電鉄犬吠駅売店、売店「ぬれ煎餅駅」、銚子近隣の土産物店などで取り扱う。6月1日の発売に先立ち、5月30・31日に千葉駅で開催される「ちばのいち」で先行販売。6月1日の「西武・電車フェスタ 2024」でも販売される。