PayPayとPayPayカードは5月23日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリ内でApple PayへのPayPayカード(PayPayカード ゴールドを含む)設定が可能になったことを発表した。
これにより、今までiPhoneの「ウォレット」アプリから設定する場合に必要だった、カード番号や有効期限、セキュリティーコードなどの入力が不要になり、PayPayカードをPayPayアプリや、ミニアプリ「PayPayカード」から最短1分でApple Payへ設定できるようになった。
PayPayカードをiPhoneのApple Payに設定しておくことで、クレジットカードを財布から取り出したり、暗証番号を入力したりすることなく、タッチ決済および「QUICPay(クイックペイ)」で簡単、便利に決済が完了する。
ミニアプリ「PayPayカード」は、PayPayアプリからスムーズにPayPayカードの入会や、PayPayクレジットの利用申込や登録ができるほか、PayPayカードの会員が請求金額、カード番号などを簡単に確認できる機能。3月より、カードの決済機能を自分で制限できるサービス「あんしん利用制限」もミニアプリから利用できるようになったことに加え、今回、Apple Payへのカード設定がミニアプリ内からも簡単に実施可能になったことで、より利便性が向上した。
定常特典であるPayPayステップの達成条件となる決済回数および決済金額のカウントと、達成した場合のPayPayポイント付与率は、PayPayカードで支払った場合もそれぞれカウント、適用される。PayPayが使える店舗ではPayPayクレジットで、導入されていない店舗でも、クレジットカードが使える場合はPayPayカードで決済することで、よりPayPayステップを達成しやすくなり、また、決済金額の最大2.0%のPayPayポイントを貯めることが可能。