三井住友銀行は5月27日、三井住友銀行と三井住友カードの共同商品「Olive」をモチーフとした新しいコンセプトの店舗「Olive LOUNGE(オリーブ ラウンジ)渋谷店」を東京都渋谷区に開設する。
Oliveは、2023年3月からスタートした銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能を、アプリ上でシームレスに組み合わせた新しい金融サービス。三井住友銀行アプリ、三井住友カードのVpassアプリの双方から各種サービスへのアクセスが可能となり、日常的な決済や資産形成・運用等の各種サービスの残高や明細をまとめて管理することができる。また、1枚のカードでキャッシュカードとクレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能をアプリで切り替えできる「フレキシブルペイ」を搭載している。
同店は、銀行の店舗を広く開放し、他のテナントと共存したオープンなスペースとすることで、Oliveアカウントを契約している特典を感じられる空間を提供する。従来の銀行の支店の営業時間は9時から15時が一般的だったが、同店は7時から22時まで誰でも利用できる。イベントスペースでは金融に関するセミナーや社会的価値創造に向けたイベントを開催する予定だという。
1階には銀行があり、スターバックスが出店する。リラックスできる空間で、口座開設等の各種手続きや資産運用等の説明を受けることができる。またOliveの操作方法や、Vポイントの使い方についても専門スタッフが案内する。
2階にはカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するコワーキングスペース「SHARE LOUNGE」が入居。地下1階には実際に三井住友銀行が使用していた貸金庫をリノベーションした個室等を用意している。
また、Oliveアカウント契約者の特典として、地下1階の個室等が利用できるほか、対象者には併設のスターバックスやSHARE LOUNGEの利用料金をOliveフレキシブルペイ(クレジットモード/デビットモード)のスマホのタッチ決済で支払うと利用金額の10%相当のVポイントを還元する。