リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は5月22日、「旅先で楽しみたい横丁ランキング」を発表した。調査は2024年3月19日~3月21日、47都道府県在住の20代~50代1,034名を対象にインターネットで行われた。

  • 旅先で楽しみたい横丁ランキング

第1位は三重県「おかげ横丁」が獲得した。伊勢神宮内宮門前町の真ん中にあり、江戸から明治期の伊勢路の建築物を移築・再現した観光地。まるで江戸時代にタイムスリップしたような景観が広がる。約4,000坪の敷地内にはおよそ50店舗が並び、伊勢志摩ならではの絶品グルメやショッピングが堪能できる。

  • 1位「おかげ横丁」(三重県)

2位には北海道の「函館ひかりの屋台大門横丁」がランクイン。JR函館駅から徒歩5分の好立地にあり、26店舗が並ぶ屋台村。北海道名物のジンギスカン専門店や北海道産銘柄鶏である知床鶏を使ったザンギの店のほか、和食居酒屋からイタリアン、フレンチなど多種多様なグルメが楽しめる。

  • 2位「函館ひかりの屋台大門横丁」(北海道)

続く3位は、大分県の「やすらぎ湯の坪横丁」。由布院温泉にあるレトロな情緒あふれるスポットで、プリンをまるごと挟んだ「ぷりんどら」や豆腐を使ったかりんとう、棒天ぷらといった地元グルメも充実。また、ガラスや陶器などの伝統工芸品、「ドクター・キッスフィッシュ」を使ったフィッシュスパといったバラエティ豊かな12店舗が軒を連ねている。

  • 3位「やすらぎ湯の坪横丁」(大分県)

4位は鹿児島県の「天文館かごしま横丁」。天文館公園のすぐそばにあり、「鹿児島黒牛」をBBQスタイルで楽しめるお店から、貝柱が太く甘みが強いオリジナルブランド牡蠣「マセガキ」を堪能できる牡蠣専門店、旨味が強い「黒さつま鶏」を炭火焼きで食べられる焼鳥店など、選りすぐりの7店舗からなる進化系横丁。

  • 4位「天文館かごしま横丁」(鹿児島県)

5位は大阪府の「なにわ食いしんぼ横丁」。大阪万博(1970年)を目前にした"大阪がもっとも元気に光り輝いていた時代"をテーマに、大阪の街並みを再現した横丁。牛ホルモンをカリカリに揚げた油かすがのったかすうどん、お好み焼き、イカ焼きといった関西を代表する"なにわグルメ"をメインに約15軒が集まるフードテーマパーク。

  • 5位「なにわ食いしんぼ横丁」(大阪府)

6位は東京都「新宿西口 思い出横丁」。戦後の焼け野原にできた露天商のマーケットをルーツとする、ノスタルジックな光景も魅力の飲食街。約630坪の敷地にチケットショップを含めた80店舗が集まり、狭い路地にはカウンターがメインの小さな飲食店が並ぶ。古きよき昭和の雰囲気を味わいながら、はしご酒を楽しむことができる。

  • 6位「新宿西口 思い出横丁」(東京都)

7位は青森県の「八戸屋台村 みろく横丁」。全長約80mの路地でバリエーションに富んだ26店舗が営業している。魚介類はもとより、青森産にんにくバルや洋食店、ワイン屋台をはじめ、八戸らしい烏賊や八戸前沖サバ、どんこ料理、地元のB級グルメとして知られている「せんべい汁」など郷土料理が味わえる。

  • 7位「八戸屋台村 みろく横丁」(青森県)

岐阜県「でこなる横丁」も7位に同率ランクイン。地元グルメをお値打ち価格で楽しめ、射的場なども揃う高山の夜の名所。岐阜県のブランド牛・飛騨牛の焼肉店、高山ラーメンの店のほか、本格的なイタリアンから寿司・中華まで和洋様々な19店舗が集まっている。

  • 7位「でこなる横丁」(岐阜県)

9位は静岡県の「青葉横丁」。昭和の雰囲気が漂い、静岡おでんのお店がズラリ18店並ぶ"おでん街"。静岡おでんは毎日煮込んで継ぎ足す、真っ黒なだし汁が特徴。店舗ごとに味わいが異なるので、食べ比べを楽しむことも。

  • 9位「青葉横丁」(静岡県)

10位には大阪府の「法善寺横丁」がランクインした。

  • 10位「法善寺横丁」(大阪府)