フィリップ モリス ジャパンが展開する、加熱式たばこデバイス「IQOS」は10周年を迎えた。今回、「煙のない社会」の実現を加速させるための取組みとして、20歳以上の喫煙者を対象に、紙巻たばこから加熱式たばこへの切り替えを促すIQOSのエンゲージメントプラットフォーム「IQOS Together X」を5月22日よりスタートした。

「IQOS Together X」のスタートに先駆けて開催されたメディア発表会において、「2024年はフィリップ モリス ジャパンにとって重要な節目の年」という、同社 ポートフォリオ マネージャーのダニエル・セヴシック氏。2023年12月時点で、日本における「IQOS」のユーザー数が850万人を超えたことに触れ、「今後も喫煙を続ける意思を持つすべての20歳以上の喫煙者に、より良い選択肢を提供することを推進していく」と今後の展望を明かす。

  • フィリップ モリス ジャパン ポートフォリオ マネージャーのダニエル・セヴシック氏

そして、10周年の節目として、2つの方向性で「煙のない社会」の実現に向けて注力するというセヴシック氏。まずひとつは、今年3月、世界に先駆けて日本市場に投入した「IQOS ILUMA i」シリーズに代表される製品ポートフォリオの拡大。そしてもうひとつが、同社の煙の出ない製品について、さらに理解を深める活動の強化であるという。

そして、その活動の一貫として、新たなグローバルエンゲージメントプラットフォームとなる「IQOS Together X」をスタート。このプラットフォームでは、20歳以上の喫煙者に向けて、IQOSとは何か、そして同社のブランドとビジョンの根幹にある価値を理解する機会を設けていく。

同社が考えるIQOSの革新的な価値は「Pleasure」「Progress」「Belonging」の3つ。「Pleasure」は、同じ考えを持つ人と想像を超える体験を楽しむこと。「Progress」は、今後も喫煙を続ける意思を持つ喫煙者が、紙巻たばこから加熱式たばこに切り替えるという前向きな選択をすること。そして「Belonging」は、IQOSコミュニティとの繋がりを深め、同じ選択をした20歳以上の喫煙者と喜びを分かち合うことであるという。

これらの革新的な価値は、10年に渡って、20歳以上のIQOSユーザーとともに築かれたものであり、今後も喫煙を続ける意思を持つすべての喫煙者が、「Pleasure」「Progress」「Belonging」といった3つの価値を体験できる場として、「IQOS Together X」が開始することをあらためて宣言した。

続いて、フィリップ モリス ジャパン ブランド エクスペリエンス ディプロイメント マネージャーの井上華代氏が、「IQOS Together X」の詳細についてを紹介。「IQOS Together X」は、同社製品の購入や来店の必要はなく、20歳以上の喫煙者なら、誰でもどこからでも参加可能となっており、プラットフォーム内のキャンペーンを通して、想像を超える体験を獲得できるチャンスを提供していくという。

  • フィリップ モリス ジャパン ブランド エクスペリエンス ディプロイメント マネージャーの井上華代氏

「IQOS Together X」を、全4回のフェーズで構成され、それぞれ約1カ月ごとに実施。第1弾は5月22日~6月18日、第2弾は6月19日~7月16日、第3弾は7月17日~8月13日、第4弾は8月14日~9月10日の予定で、各回ともに想像を超える体験が提供されるとともに、キャンペーン期間中は、毎日抽選で、「究極の体験」と合計18万個の賞品が用意される。

  • 毎日当たる賞品の当選総数は18万個

第1弾の「究極の体験」では、アテネ、サントリーニ、ミコノスなど、ギリシャの名所を巡る5泊7日の旅となる「地中海ギリシャ 究極の体験」に10名を招待。第2弾以降も、エキサイティングな「究極の体験」が予定されているという。

  • 第1弾の「究極の体験」は地中海ギリシャの旅

「IQOS Together X」は、今後も喫煙を続ける意思を持つ20歳以上の喫煙者であれば、同社の製品の購入や来店の必要はなく、「IQOS Together X」特設サイトにアクセスし、必要な情報を入力するだけで参加可能。1日5回までルーレットを回すことができるが、ルーレットを回すためのポイントは、特設サイトにて動画を視聴したり、コンテンツに参加したり、IQOSスポットが設置されているカフェで該当するQRコードを読み込むことで獲得することができる。

そのほか、「IQOS Together X」では、表参道の特設会場での期間限定イベント、「SUMMER SONIC 2024」をはじめとした音楽フェスティバル、エンタテインメント施設での「IQOS Together X ナイト」など、「IQOS Together X」の世界観を体験できる様々なイベントが展開予定となっている。

「IQOS Together X」を通して、紙巻たばこから加熱式たばこへの切り替えを促し、さらに、加熱式たばこへの切り替える選択をした人々が繋がるコミュニティづくりを目指すという井上氏は、多くの人が「IQOS Together X」に参加することを期待しつつ、「今後も当社が目指す『煙のない社会』の実現に向けて、皆さまとともに歩んでいきたい」として、発表会を締めくくった。