日本労働組合総連合会は、「年金に関する調査2024」の結果を5月14日に発表した。同調査は、2024年3月27日〜29日の期間、全国15歳以上の男女1,000人を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • 「今の公的年金制度に関心がない」26.8%、20代では41.0%

今の公的年金制度に対して関心が高いことを聞いたところ、「自分が老後にいくら受け取れるか」(55.5%)が最多となり、次いで「自分が何歳から年金を受け取れるか」(28.7%)、「自分が死亡した場合、家族がいくら受け取れるか」(20.2%)、「自分が障がい状態になった場合にいくら受け取れるか」(16.8%)と続いた。また、「関心がない」は26.8%だった。

世代別にみると、40代と50代では「自分が老後にいくら受け取れるか」(40代70.8%、50代72.9%)、10代と20代では「関心がない」(10代38.6%、20代41.0%)がそれぞれ全体と比べて10ポイント以上高くなった。

  • 高齢期に老齢年金としてどれくらい受給したいと思う?平均は19.5万円/月

次に、高齢期に老齢年金として月にどれくらい受給したいと思うか聞いたところ、「10万円~19万円」(42.4%)が最多となったほか、「20万円~29万円」(30.0%)にも回答が集まり、平均は19.5万だった。

男女別にみると、男性は平均21.1万円と、女性(17.9万円)と比べて3.2万円高い結果に。世代別にみると、平均は10代(25.2万円)が特に高かった。

  • 今の公的年金制度に感じること1位「年金がもらえない、減るかもしれないことが不安」

今の公的年金制度に感じることを聞いたところ、「年金がもらえない、減るかもしれないことが不安」(51.4%)が最も高くなった。次いで「保険料負担が今後増えるかもしれないことが不安」(33.6%)、「制度が複雑すぎてわからない」(31.8%)、「ライフスタイルや世帯構成に中立的ではない」(16.5%)、「働き方に中立的ではない」(15.7%)と続いた。

男女別にみると、女性では「年金がもらえない、減るかもしれないことが不安」が57.0%と、男性(45.8%)と比べて11.2ポイント高くなった。

世代別にみると、40代と50代では「年金がもらえない、減るかもしれないことが不安」(40代67.3%、50代64.5%)と「保険料負担が今後増えるかもしれないことが不安」(40代 45.8%、50代42.2%)がそれぞれ他の世代と比べて高くなった。