アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)5月11日は『群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体(前編)』が放送された。

依頼を受けて群馬県にやって来た江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎。早々に依頼を終わらせ、ご当地の食事を楽しもうと群馬県警の山村ミサオ警部に連絡をとる。小五郎が群馬県に居ると知った山村警部は、「長野県との県境で殺害事件が発生して揉めているため、加勢に来てほしい」と言い出す。コナンたちが向かったホテルには、長野県警の大和敢助警部、諸伏高明警部、上原由衣刑事の姿もあった。現場であるホテル裏の駐車場に行くと、遺体はすでになかったが県境の真上に人型の線が残されている。最初に現場に来たと言う山村警部だったが、それは上原刑事が遺体を発見して鑑識を呼びに行った後のことだった。上原刑事は遺体のポーズが奇妙だったため写真を撮ってもらうつもりだったが、山村警部が遺体の腕を動かしてしまっており、正確な元の状態は不明。どちらも「ウチの事件だ」と譲る気がないため、合同捜査が始まる……というストーリー。

アニメ『名探偵コナン』では2000年頃から登場し、ヘッポコ刑事の通称で親しまれてきた山村警部。登場した当初から故人だったため、安室透や赤井秀一などの回想、警察学校編を経て、その生き様が視聴者に知られていった諸伏景光。

そんな二人が知り合いだったということを知った視聴者は、SNS上で「山村警部と景光が幼馴染み!?」「山村警部ってヒロ(景光)と同年代なんだ」「小さい頃の写真、大切にとっておいてる……!」と驚きの声を上げていた。

穴の空いた景光のスマートフォンを受け取り、殉職を悟っている兄の諸伏高明警部。今回、景光と会いたがる山村警部に対して「警察を辞めてしまって音信不通だ」と伝えていたが、果たして真実を話すときは来るのだろうか?

【文:山田 奈央】