大井川鐵道は、大井川本線・井川線のダイヤ改正を6月6日に行うと発表した。大井川本線は金谷・新金谷~家山・川根温泉笹間渡間を年間通して運転する電車を増便する。井川線は運転本数(上り・下り各5本)を変更せず、運転時間の調整を行う。

  • 大井川鐵道が6月6日にダイヤ改正を実施

大井川本線に関して、現行は下り(家山・川根温泉笹間渡方面行)普通電車4本、上り(新金谷・金谷方面行)普通電車4本・区間急行1本だが、改正後は下りに区間急行1本、上りに快速急行1本をそれぞれ追加する。土休日を中心に、金谷・新金谷~家山・川根温泉笹間渡の主要駅・観光拠点駅に停車する準急電車も増発し、上り・下りともに3本とする。

列車種別運転時間帯の見直しも実施。特定の運転日に運転していた快速急行は、家山発・最終金谷行として毎日運転に改める。家山発・最終金谷行として毎日運転していた区間急行は、昼間毎日運転に変更する。列車種別停車駅も見直し、快速急行は福用駅への停車をやめ、新金谷駅・家山駅のみとする。区間急行は門出駅と福用駅を停車駅に追加する。

新金谷~家山間を往復遊覧運転していた「きかんしゃトーマス号」は、運転区間を新金谷~川根温泉笹間渡間に拡大。あわせて復路は家山駅で乗降できるようにする。これまで定期便1日2往復・臨時便1日1往復で設定していたSL列車は、定期便として1日3往復の設定とする。