東武鉄道は10日、新型特急車両「スペーシアX」の特別運行第2・3弾として、群馬エリア・千葉エリアで初の営業運転が決定したと発表した。大宮駅から運転された第1弾と同様、招待関係者専用列車に乗車できる初乗りツアーも企画された。

  • 東武鉄道の新型特急車両「スペーシアX」

新型特急車両「スペーシアX」は昨年7月にデビュー。現在、定期列車は浅草~東武日光・鬼怒川温泉間で営業運転を行っている。今年3月、「スペーシアX」を使用した特別運行の第1弾として、東武アーバンパークライン(野田線)大宮~春日部間で初の営業運転を実施。大宮駅から東武日光駅まで関係者向けの特別列車を運転し、一般利用者向けに限定20名の特別ツアー商品「スペーシアX 特別運行 OMIYA」が発売された。

これに続く第2弾として、「スペーシアX」が伊勢崎線で初の営業運転。6月1日に太田駅9時59分発・東武日光駅12時44分着、東武日光駅15時26分発・館林駅17時46分着(復路は途中の春日部駅にも停車)の招待関係者専用列車を運転し、一般利用者が同乗できる「スペーシアX 特別運行 OTA」初乗りツアーを企画した。東武トップツアーズのサイト内で申込みを受け付け、5月13日15時に東武ファンクラブ先行発売、5月16日13時に一般発売を予定している。

第3弾は東武アーバンパークライン(野田線)春日部~柏間で初の営業運転。8月24日に柏駅9時49分発・東武日光駅12時7分頃着、東武日光駅15時26分発・浅草駅17時15分頃着(復路は途中の春日部駅、北千住駅にも停車)の招待関係者専用列車を運転し、一般利用者が同乗できる「スペーシアX 特別運行 KASHIWA」初乗りツアーを企画した。7月9日12時に東武ファンクラブ先行発売、7月11日12時に一般発売を予定している。

「スペーシアX 特別運行 OTA」「スペーシアX 特別運行 KASHIWA」ともにツアーの募集人員は20名(うち3名分は東武ファンクラブ先行申込み)。参加費用は大人4万4,000円・小児4万円となる。