超高齢社会にある日本では、他人事ではない介護問題。突然介護する側になっても慌てることのないよう、今回は、警視庁警備部災害対策課の公式X(@MPD_bousai)から「倒れている人の上半身の起こし方・向きの変え方」をピックアップ。
今回は、マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!
力は不要。誰でもできる人助け
相手が自分よりも体が小さい人であっても、力が抜けている人の体って重いんですよね。しかし、この方法は、“てこの原理”を利用しているので、力をほとんど使う必要がないのだとか。女性や力に自信がない人でも、簡単にできちゃうんです!!
この投稿に、「高齢の両親がいるので参考になります」「女性が倒れてると躊躇してしまう男性も多いと思うので、女性がこういう技術を身に付けるといいんでしょうね」「もしもの時のために覚えておきたい知識ですね」といった反応が。必要になった時にすぐに使えるよう、家族や知人同士で練習しておくといいかもしれませんね。
また、目の前で人が倒れていたとして「起こしていいかがそもそもわからん」という声も寄せられていました。確かに、意識がない時や大きな外傷を負っている場合など、動かさない方がいい場合もあるでしょう。しかしながら、立てないだけで意識がある場合には、薬やお水を飲ませてあげることも必要になるかもしれません。
超高齢社会であることに加えて、自然災害に対する備えも必要な時代。いざという時のために、まずは知識を備えることと、困った人がいれば迷わず駆け寄ってあげられるよう心掛けたいものですね。
トレンドリサーチャー: 吉田晴音
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部
倒れている人の上半身の起こし方や向きの変え方を紹介します。てこの原理を利用するので、ほとんど力は使いません。向きを変える時の姿勢は「上体起こし」をイメージしてください。起き上がれず困っている人がいる場合や介護の時などに役立ててみてください。 pic.twitter.com/AqTOIbz6oa
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 18, 2024