「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーを主人公とする映画シリーズです。魔法動物を愛する彼は、世界を旅して風変わりな魔法動物について調べています。ニュートはカモノハシのようなニフラー、植物の枝のようなボウトラックル、河童、麒麟、不死鳥など、不思議な魔法動物たちを愛しており、シリーズの中にはさまざまな魔法動物が登場します。
本記事では、この「ファンタスティック・ビースト」シリーズについて、時系列や映画を見るべき順番、各作品のあらすじなどをご紹介します。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズを見る順番
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。
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「ファンタスティック・ビースト」シリーズの公開順
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは2024年4月現在、3作品が公開されています。公開順は以下のとおりです。
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022年)
「ファンタスティックビースト」シリーズの時系列順
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、現在のところ、時系列順に物語が進んでいます。過去の回想シーンなどもふんだんに登場しますが、主となるストーリーは公開順に進行していきます。
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
「ファンタスティックビースト」シリーズを見るおすすめの順番
上記を踏まえ、「ファンタスティック・ビースト」シリーズを見るおすすめの順番は、公開順(=時系列順)です。時系列順に見ていくことで、ニュートとジェイコブが友情で結ばれていく様子や、ジェイコブの恋愛模様の進展、ダンブルドア家の秘密などを徐々に知ることができます。
このシリーズを鑑賞するうえで注意してほしいのは、ゲラート・グリンデルバルドの変貌です。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではジョニー・デップがグリンデルバルドを演じていましたが、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では彼が降板。代わってマッツ・ミケルセンがグリンデルバルド役に起用されました。
俳優の変更に伴い、髪の色や雰囲気などもまったく変わっているので、知らずに見ると混乱してしまうかもしれません。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズシリーズのあらすじ・キャスト一覧
ここからは、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ3作品のあらすじやキャストを紹介します。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
あらすじ
1926年、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーは世界の魔法動物を集めるためにアメリカのニューヨークにやってくる。そこでニュートとノー・マジのジェイコブ・コワルスキーのかばんが入れ替わってしまい、2人は未登録の魔法使いと勘違いしたポーペンティナ・ゴールドスタイン(ティナ)に見張られることに。彼らは闇の力「オブスキュラス」を宿すクリーデンス・ベアボーンという少年をめぐる陰謀に巻き込まれていく……。
出演/エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー
監督/デヴィッド・イェーツ
公開年/2016年
見どころ・おすすめポイント
・「魔法動物好きの主人公が大立ち回りするのがおもしろいです。曲がよく、演出もいいです。魔法動物のCGも違和感がないです。固有名詞が多くわかりづらい面もありますが、初見でも楽しめます。『ハリー・ポッター』を知っているとちょっとつながりが見えます」(63歳男性)
・「動物キャラがワクワクさせる」(43歳男性)
・「旅でのさまざまな出来事がおもしろかったから」(52歳男性)
・「もともと『ハリー・ポッター』シリーズが好きだから興味があり、その中では最もインパクトのあるストーリーだから」(48歳男性)
・「物語の展開やキャラクターの魅力が一番伝わった印象なので」(41歳女性)
・「『ハリー・ポッター』の外伝のような感じで久しぶりに魔法使いものの映画を見て楽しめた」(53歳男性)
・「魔法動物がかわいいので好き」(59歳女性)
・「奇妙な動物たちがかわいい。『ハリー・ポッター』シリーズで魔法の世界が楽しい」(62歳女性)
・「おっちょこちょいの魔法動物学者・ニュートが世界中を旅する今までにはないストーリーが楽しかった」(68歳女性)
・「スピンオフ的作品と聞いていたから『逆につまらなくなっていないか』と思っていたが、十分楽しめる内容でした。イギリス、アメリカを舞台にしており新しい闇の戦士や魔物たちとの戦い、グラフィックもよくできていると思います」(36歳男性)
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
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あらすじ
1927年、闇の魔法使いであるゲラート・グリンデルバルドが脱獄する。ニュート・スキャマンダーは恩師のアルバス・ダンブルドアからクリーデンス・ベアボーンとグリンデルバルドを追跡するように指示される。その頃、ニュートが愛するポーペンティナ・ゴールドスタイン(ティナ)もクリーデンスを追ってパリへ入国していた。ニュートと友人のジェイコブ・コワルスキーも、グリンデルバルトがいるパリへと密入国するが……。
出演/エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ
監督/デヴィッド・イェーツ
公開年/2018年
見どころ・おすすめポイント
・「ストーリーに深みが出てきておもしろかったから」(52歳女性)
・「今までにない斬新な発想で大変おもしろかった」(75歳男性)
・「歴史がわかりおもしろい。キャラクターの個性もよい」(37歳女性)
・「壮大なファンタジーがシリーズの中で一番いいから」(55歳男性)
・「『ハリー・ポッター』とリンクした設定がおもしろい」(73歳男性)
・「光るものを集める動物がすごくかわいいです」(40歳男性)
・「独自の世界観でワクワク感を覚えるので」(56歳男性)
・「ジョニー・デップが魅せるダークファンタジーが好き」(44歳女性)
・「どんでん返しのストーリーがおもしろかった」(64歳男性)
・「『ハリー・ポッター』の世界観をそのまま味わえて本当におもしろかった記憶がある」(31歳女性)
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
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あらすじ
ゲラート・グリンデルバルドは魔法界を支配するため、魔法界の指導者選挙に立候補していた。クリーデンス・ベアボーンを支配したグリンデルバルドは、選挙を有利に運ぶため、魔法動物の麒麟をクリーデンスら信望者に誘拐させていた。アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドを止めるため、ニュート・スキャマンダーたちに彼を止めるように指示した。実はダンブルドアとグリンデルバルドは過去に血の誓いを結んでおり、お互いに攻撃することができないのだった……。
出演/エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、ジュード・ロウ、マッツ・ミケルセン
監督/デヴィッド・イェーツ
公開年/2022年
見どころ・おすすめポイント
・「『ハリー・ポッター』シリーズが好きなのでダンブルドアとの接点が見つけられてなお楽しく見られたから」(32歳女性)
・「ニュートのおっちょこちょいな所がおもしろく、仲間と協力しての戦いがよかった」(51歳男性)
・「秘密がとても謎めいていて、よかったから」(56歳女性)
・「ダンブルドアのキャラが好きなので。ただジョニー・デップが外れたのは悲しい」(61歳男性)
・「脚本が秀逸だったと思うから」(43歳男性)
・「『ハリー・ポッター』シリーズとのつながりを強く感じられたから」(23歳女性)
・「主人公の性格、行動、癖が見ていておもしろい」(65歳男性)
・「ダンプルドアが好きだったのでほぼメインで登場していてうれしかったから」(47歳女性)
・「世界観がよくて作品に没頭できた」(46歳男性)
・「シンプルだけどストーリーがしっかりしていたから」(49歳男性)
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの人気作品ランキング
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの映画全3作品を対象とした人気ランキングは以下のようになりました。
1位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(38.3%)
2位『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(34.0%)
3位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(25.3%)
人気ランキングの結果は、シリーズの公開順という結果になりました。人気が拮抗する形となりましたが、記念すべきシリーズ1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が1位となったことからは、不思議な魔法動物たちと世界を旅するという世界観が与えたインパクトの大きさがうかがえます。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズとは
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、「ハリー・ポッター」シリーズに続く、J・K・ローリング原作の映画シリーズです。魔法動物学者のニュート・スキャマンダーを主人公としており、若き日のアルバス・ダンブルドアやホグワーツ魔法魔術学校などが登場します。「ファンタスティック・ビースト」シリーズと「ハリー・ポッター」シリーズは、あわせて「魔法ワールド」とも呼ばれています。
ちなみに、「ファンタスティック・ビースト」シリーズは「ハリー・ポッター」シリーズの約70年前の出来事です。
「ハリー・ポッター」シリーズとの違いやつながり
「ハリー・ポッター」シリーズでは、ハリー・ポッターの成長とヴォルデモートとの戦いがメインで描かれていますが、「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは主としてニュート・スキャマンダーとアルバス・ダンブルドアの師弟愛、そしてダンブルドアと因縁を持つゲラート・グリンデルバルドとの戦いが描かれています。
「ハリー・ポッター」シリーズでは、ハリーたちが使う数々の魔法やホグワーツ魔法魔術学校の描写などが見どころでしたが、「ファンタスティック・ビースト」シリーズの見どころはイマジネーションあふれるさまざまな魔法動物と、彼らの生き生きとした生体が見どころと言えるでしょう。
この2つのシリーズの両方をつなぐ重要なキャラクターは、アルバス・ダンブルドアです。ジュード・ロウが演じている「ファンタスティック・ビースト」シリーズのダンブルドアは、かなりのイケオジです。そこから70年後、「ハリー・ポッター」シリーズに登場するダンブルドアは、白髪・白髭が印象的なおじいちゃんに変貌。ハリー・ポッターが魔法を学ぶホグワーツ魔法魔術学校の校長となり、ホグワーツの生徒たちを導き、ヴォルデモートとの戦いに身を投じます。
「魔法ワールド」の世界において、ホグワーツ魔法魔術学校は重要な舞台です。このホグワーツの教師として、長年多くの生徒たちに影響を与えてきたダンブルドアは、「魔法ワールド」において最も重要なキャラクターの一人と言えるでしょう。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズを視聴できる動画配信サービス
2024年4月時点で映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズが見られる主な動画配信サービスとしては以下があります。
Amazon・プライム・ビデオ
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
Hulu
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
U-NEXT
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
上記の動画配信サービスでは、追加料金なく「ファンタスティック・ビースト」シリーズを見ることができます。ご自身の好きなサービスを選び、「ファンタスティック・ビースト」シリーズを楽しんでください。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの見る順番や時系列を紹介しました
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、J・K・ローリング原作の「魔法ワールド」に含まれる人気シリーズです。魔法動物学者のニュート・スキャマンダーとイマジネーションあふれる魔法動物たちがスクリーンを飛び回っています。「ハリー・ポッター」シリーズの約70年前が舞台となっており、まだホグワーツの教師だった、壮年のアルバス・ダンブルドアも登場しています。
「ハリー・ポッター」シリーズと合わせて魔法界を舞台とする「魔法ワールド」を構成する「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。かわいい魔法動物に癒やされ、ニュートたちの冒険にドキドキハラハラできるこのシリーズ、これからどう展開していくか、どんな魔法動物が登場するか、期待がふくらむところです。
調査時期:2024年4月1日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計310人(男性: 240人、女性: 70人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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